3月議会リポート
定例会の概要
行政報告
提出議案等一覧
施政方針演説の概要

議案の説明 報告案件
議案の説明 決算認定

議案の説明 1号〜40号の概要説明(今年度当初予算等は8〜16号)

一般質問
野口修一般質問全文
質疑
野口修質疑全文
請願・陳情
最終日、追加議案等、採決
予算の修正案



3月定例会の概要
3月の定例会は、市長の施政方針(15年度の事業の位置付けと取組み姿勢)と共に当初予算が提案される。つまり、これからの1年間の施策が発表され、新規事業や継続事業等について、議員は新たに頭を切り替え評価・推進・是正・提言をしていくことになる。また、今後これらの事業の進捗状況を市民の目でチェックし定例会ごとに質問や意見等をしていくことになる。そのようなことで、3月議会は1年間で最も重要な議会である。

今、定例会は、会期は3月3日から3月24日の22日間、開催されました。市長から議案に先立ち施政方針演説がありました(これは、改選後や新年度予算審議の会議時に行われるものである。詳しくは施政方針の欄をご覧下さい)。続いて損害賠償の和解等報告3件、平成14年度茎崎町一般会計歳入歳出決算認定など合併に伴う打ち切り決算が10件、平成15年度つくば市一般会計予算、15年度つくば市国民健康保険特別会計予算、平成15年度つくば市下水道事業特別会計予算など議案40件が提案されました。3月7日、3月10日から14日の6日間にわたり21名の議員から一般質問があり活発な議論がかわされました。提案された議案は14日に一括質疑の後、各決算委員会及び所管の常任委員会に付託し、17日に総務・文教厚生委員会、18日に産業経済・建設委員会、19日に各決算特別委員会を開催し審議を行いました。
(今年度の15年度一般会計予算、特別会計等の説明は議案説明8〜16号をご覧下さい。)

最終日の24日は、各常任委員会・各決算委員会からの報告を受け、議案等の裁決が行われ、議案はすべて可決しました。しかし、私は、15年度当初予算に対して修正予算案を提案者になり提出しました。賛成少数で否決されましたが、意味のある行為であったと思う。修正案の提案理由は、手続き上法制度にのらず給食の民間委託業務の予算を通したことは撤回してしかるべきであるから、予算からその分を削除し予備費に繰り入れることを提案したものである。詳しくは、私の一般質問、修正予算案の提案文をご覧下さい。その他、私は、上に述べた理由から15年度予算、それから下水道時別会計予算に反対しました。これは、公共下水道工事を一向に見直しをしないと言う理由です。

また最終日に、議案1件、つくば市並びに筑波郡及び新治郡町村等公平委員会委員の選任1件、固定資産評価委員の選任2件、政治倫理審査会委員の選任6件、意見書案2件が提案され各々同意・原案可決され、22日間に及ぶ定例会は24日に閉会しました。



定例会の詳しい説明をいたします。
初日、3日、報告と議案説明

行政報告
市長から2件ほど報告がありました。
茎崎町から承継した旧茎崎町国際交流協会の不正経理に関する事件につき設置されました100条委員会における証言拒否をめぐり寺田元茎崎町長を告発したことについて、同氏が告発に関与したとされる議員及び栗原前茎崎町長並びに国家賠償法上の責任を有する茎崎町に対して、名誉棄損による損害賠償等の請求を提起した訴訟の控訴審判決対応について。議員及び栗原前茎崎町長について全面勝訴し、茎崎町について原告請求の分20の1を認めるとの判決となり上告をしないことにしたこと。

次に、つくば市男女共同参画推進計画を策定の報告について。
初年度の平成15年度は、男女共同参画都市宣言、男女共同参画推進条例の制定を初め、推進体制の充実を図ってまいりたいと報告がありました。


提出議案等一覧
報告第1号専決処分事項の報告(損害賠償の和解)
報告第2号専決処分事項の報告(損害賠償の和解)
報告第3号専決処分事項の報告(損害賠償の和解)

認定第1号平成14年度茎崎町一般会計歳入歳出決算認定
認定第2号平成14年度茎崎町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
認定第3号平成14年度茎崎町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定
認定第4号平成14年度茎崎町老人保健特別会計歳入歳出決算認定
認定第5号平成14年度茎崎町介護保険特別会計歳入歳出決算認定
認定第6号平成14年度茎崎町介護サービス特別会計歳入歳出決算認定
認定第7号平成14年度筑南地方広域行政事務組合一般会計歳入歳出決算認定
認定第8号平成14年度筑南地方広域行政事務組合筑波研究学園都市下水道特別計歳入歳出算認定
認定第9号平成14年度筑南水道企業団水道事業決算認定
認定第10号平成年14度茨城県筑南視聴覚ライブラリー協議会歳入歳出決算認定

議案第1号平成14年度つくば市一般会計補正予算(第8号)
議案第2号平成14年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)
議案第3号平成14年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第5号)
議案第4号平成14年度つくば市老人保健特別会計補正予算(第3号)
議案第5号平成14年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)
議案第6号平成14年度つくば市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第7号平成14年度つくば市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第8号平成15年度つくば市一般会計予算
議案第9号平成15年度つくば市国民健康保険特別会計予算
議案第10号平成15年度つくば市下水道事業特別会計予算

議案第11号平成15年度つくば市老人保健特別会計予算
議案第12号平成15年度つくば市作岡財産区特別会計予算
議案第13号平成15年度つくば市並びに筑波郡及び新治郡町村等公平委員会特別会計予算
議案第14号平成15年度つくば市介護保険事業特別会計予算
議案第15号平成15年度つくば市病院事業会計予算
議案第16号平成15年度つくば市水道事業会計予算
議案第17号つくば市行政組織条例の一部を改正する条例
議案第18号つくば市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例
議案第19号つくば市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
議案第20号つくば市職員の旅費の特例に関する条例の一部を改正する条例

議案第21号つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例
議案第22号つくば市医療福祉費支給条例の一部を改正する条例
議案第23号つくば市心身障害者福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第24号つくば市国民健康保険条例の一部を改正する条例
議案第25号つくば市介護保険条例の一部を改正する条例
議案第26号つくばセンター広場条例の一部を改正する条例
議案第27号つくば市筑波ふれあいの里条例の一部を改正する条例
議案第28号つくば市建築基準条例の一部を改正する条例
議案第29号つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する

条例
議案第30号つくば市都市公園条例の一部を改正する条例
議案第31号つくば市立学校給食センター条例の一部を改正する条例
議案第32号つくば市文化財資料館条例の一部を改正する条例
議案第33号つくば市水道給水条例の一部を改正する条例
議案第34号つくば市火災予防条例の一部を改正する条例
議案第35号つくば市建築物の敷地制限条例
議案第36号つくば市障害者ホームヘルプサービス手数料条例を廃止する条例
議案第37号小字の廃止及び字の区域の設定
議案第38号市道路線の廃止
議案第39号市道路線の認定
議案第40号財産の取得


議案の説明 報告案件
報告第1号専決処分事項の報告について(損害賠償の和解)
報告第2号専決処分事項の報告について(損害賠償の和解)
報告第3号専決処分事項の報告について(損害賠償の和解)

報告第1号から報告第3号の専決処分事項の報告につきましては、公用車の事故及び道路管理上に係る和解及び損害賠償の額について、地方自治法第15条第1項の規定により専決処分したものであります

議案の説明 認定案件
認定第1号から認定第9号の各認定案件は、茎崎町との合併に伴い、茎崎町、筑南地方広域行政事務組合及び筑南水道企業団の各会計につきまして、地方自治法施行令第5条第2項の規定により10月31日をもって両団体によって行われた打ち切り決算について認定に付するものである。
地方自治法施行令第5条第3項の規定により、主要施策の成果及び予算執行の実績報告書及びつくば市監査委員の意見を付して認定を求めるもの。

認定案件の説明
認定第1号平成14年度茎崎町一般会計歳入歳出決算認定
歳入総額45億2,014万円、歳出総額41億9,167万6,000円での決算。
歳入総額から歳出総額を差し引いた3億2,846万4,000円は、つくば市の一般会計に繰越金として承継する。

認定第2号平成14年度茎崎町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
歳入総額9億4,578万3,000円、歳出総額8億4,657万4,000円での決算。
歳入総額から歳出総額を差し引いた9,920万9,000円は、つくば市国民健康保険特別会計に繰越金として承継する。


認定第3号平成14年度茎崎町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
歳入総額9億2,486万2,000円、歳出総額8億1,751万6,000円での決算。
歳入総額から歳出総額を差し引いた1億734万6,000円は、つくば市下水道事業特別会計繰越金として承継する。


認定第4号平成14年度茎崎町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
歳入総額9億3,224万1,000円、歳出総額8億7,952万5,000円での決算。
歳入総額から歳出総額を差し引いた5,271万6,000円は、つくば市老人保健特別会計に繰越金として承継する。


認定第5号平成14年度茎崎町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
歳入総額3億3,944万6,000円、歳出総額2億7,495万7,000円での決算。
歳入総額から歳出総額を引いた6,448万9,000円は、つくば市介護保険事業特別会計に繰越金として承継する。

認定第6号平成14年度茎崎町介護サービス特別会計歳入歳出決算認定について
歳入歳出それぞれ総額1,704万8,000円での決算。

認定第7号平成14年度筑南地方広域行政事務組合一般会計歳入歳出決算認定について
歳入総額43億9,380万5,000円、歳出総額34億6,233万1,000円での決算。
歳入総額から歳出総額を差し引いた9億3,147万4,000円は、つくば市の一般会計に繰越金として承継する。

認定第8号平成14年度筑南地方広域行政事務組合筑波研究学園都市下水道特別計歳入歳出算認定について
歳入総額9億4,817万円、歳出総額7億1,829万6,000円での決算。
歳入総額から歳出総額を差し引いた2億2,987万4,000円は、つくば市下水道事業特別会計に繰越金として承継する。

認定第9号平成14年度筑南水道企業団水道事業決算認定について
事業期間である平成14年4月1日から平成14年10月31日までの水道事業が、収益が税抜きで21億9,698万3,375円に対し水道事業費用が24億659万867円で、この結果、2億960万7,492円の純損失となっている。
この当年度末処理欠損金は、決算書6ページの欠損金処理計算書のとおり、建設改良積立金をもって全額充てたいと考えている。
また、資本的収入では1億4,335万9,062円で、資本的支出は6億420万960円。
この不足額4億6,084万1,898円は、過年度分損益勘定留保資金3億9,803万9,439円、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,313万3,301円、並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,966万7,158円で補てんした。


認定第10号平成年14度茨城県筑南視聴覚ライブラリー協議会歳入歳出決算認定について
茎崎町との合併に伴い、茨城県筑南視聴覚ライブラリー協議会が解散したことにより、打ち切り決算を行い、認定に付するもの。
決算の概要は、歳入総額429万8,073円、歳出総額350万4,769円での決算。歳入総額から歳出総額を差し引いた79万3,304円は、つくば市の一般会計に雑入として承継する。ついては、茨城県筑南視聴覚ライブラリー協議会規約第30条第2項の規定により、つくば市監査委員の意見書を付して認定を求めるもの。

議案の説明 1号〜40号の概要説明(今年度当初予算等は8〜16号)

議案第1号平成14年度つくば市一般会計補正予算(第8号)
歳入歳出予算の総額から1億3,774万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を550億826万1,000円とするもの。また、継続費の補正で変更を1件、繰越明許費では設定を15件、債務負担行為の補正で追加を2件、変更を14件、地方債の補正で追加を6件、変更を25件行うもの。今回の補正予算は、歳入予算では、平成14年度における最終的な収入の見込みを行い、歳出予算では、各種事業の進捗状況及び事業終了などを踏まえ、事業費を見きわめ、それに既定の予算に補正を行うもの。
歳入予算の主なものは、市税のうち、個人市民税及び固定資産税で増収が見込めるものの、法人市民税の減収見込み額が上回り、市税全体としては減額補正となっている。国庫支出金では、民生費国庫負担金、教育費国庫補助金及び合併に伴う総務費の国庫補助金をそれぞれ増額補正したもの。

県支出金では、市町村合併特例交付金の減額補正を行ったもの。
繰入金では、減債基金などの繰入額を圧縮し、繰越金では、茎崎町との合併による打ち切り決算見込み額で計上した余剰金を減額し、市債では、市税減収の影響を緩和するための代替財源として減収補てん債の借り入れを行うほか、事業費の変更による借入額の変更等を盛り込んだもの。
歳出予算では、全体の款において事業費の確定に伴う補正を行うほか、民生費では、特別会計間での繰出金の調整を行い、衛生費では、病院事業に対する追加支援措置を講じたもの。また、教育費では、国の補助を受け、筑波西中学校体育館改築事業に着手するための経費を計上したもの。

議案第2号平成14年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)
歳入歳出予算の総額から1億2,495万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を109億5,060万円とするもの。
今回の補正予算は、歳出予算で保険給付費が減額に伴い、県支出金及び市の一般会計繰入金をそれぞれ減額したほか、老人保健拠出金、負担金については、清算に伴い増額の計上したもの。

議案第3号平成14年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第5号)
歳入歳出予算の総額から7億2,435万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を103億338万9,000円とし、繰越明許費で7件を設定し、地方債の補正で4件の変更を行うもの。
今回の補正予算は、事業費の確定による歳入歳出予算全般の補正を行うもの。
特に、つくばエクスプレス関連公共下水道事業委託金及び負担金の減額が主なものである。

議案第4号平成14年度つくば市老人保健特別会計補正予算(第3号)
歳入歳出予算の総額430万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を124億8,741万9,000円とするもの。今回の補正予算は、歳入歳出予算ともに、老人医療費過年度分の確定に伴い、各負担金の概算交付額等の精算を行うものである。

議案第5号平成14年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)
歳入歳出予算の総額から9,979万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を45億4,718万9,000円とするもの。今回の補正予算では、平成14年度介護保険事業の実績を踏まえ、歳入歳出にわたり減額の補正を行うことを主なものである。

議案第6号平成14年度つくば市病院事業会計補正予算(第1号)
収益的収入を9,200万円、収益的支出を6,400万円減額するもの。
補正内容の主なものは、収益的収入では、入院収益を6,700万円、外来収益を6,500万円減額し、一般会計補正予算を4,000万円増額するものである。
収益的支出では、給与費を2,400万円、材料費を3,100万円、経費を520万円減額するものである。

議案第7号平成14年度つくば市水道事業会計補正予算(第2号)
水道事業収益のうち、営業外収益443万2,000円の減額は、本補正に伴って生じます消費税還付金の減。
水道事業費用のうち、営業費用160万9,000円の減額は、使用料及び賃借料の減額である。
資本的収入のうち、負担金532万6,000円の増額は、当初、起債事業として予定した石綿管更新に係る事業の財源の一部を負担金に変更するもの。
また、企業債1億4,690万円の減額は、企業債借入額の確定により減額するものである。
資本的支出のうち、建設改良費の施設整備費8,610万円の減額は、事業量等の減による工事請負費4,935万円の減額及び実施設計委託費等の減により委託費3,675万円の減額である。

議案第8号平成15年度つくば市一般会計予算。
平成15年度つくば市一般会計予算は、歳入歳出それぞれ575億700万円、前年度純計予算と比較いたしますと3,238万9,000円の増となっております。
ほかに、継続費1件、債務負担行為50件、地方債31件をそれぞれ設定するもの。
歳入の主なものは、市税は301億8,285万8,000円で、11億8,373万4,000円の減。地方交付税は25億1,000万円で、交付税制度の見直しなどにより8億9,000万円の減でありますが、このうち振りかえ財源として、市債に臨時財政対策債27億1,720万円を計上した。
国庫支出金は42億3,170万5,000円で、支援費負担金、合併市町村補助金、公営住宅建設費補助金等を計上し、10億6,612万2,000円の増である。県支出金は25億7,888万7,000円で、新市町村まちづくり事業補助金、市町村合併特例交付金等を計上し、7億9,720万7,000円の増。
繰入金は14億4,024万8,000円で、財源不足を補てんするための繰入金で22億881万4,000円の減。市債は61億9,995万円で、臨時財政対策債、つくばエクスプレス出資債、公営住宅建設事業債等を計上し、27億2,325万円の増。

歳出の主なものは、総務費では、61億4,414万1,000円の計上で、4億5,078万円の減。
市庁舎建設のための基金構想策定に向け、基礎調査の実施及び庁舎建設審議会での検討、茎崎地区を包含したつくば市べんり帳の発行、IT関連事業として情報通信ネットワークシステムの拡充に取り組む。
民生費は、141億4,170万3,000円の計上で、11億3,064万円の増であります。福祉対策として、支援費制度の導入、各種扶助制度の拡充、児童館の建設、子育て支援センターの開設、防犯サポーターの導入など。
衛生費は、40億9,366万6,000円の計上で、4億112万2,000円の減。つくば新エネ市民電力特区構想、住宅用太陽光発電システム設置助成事業、ISO14001 認証取得に要する予算を計上。

農林水産業費では、29億9,949万4,000円の計上で、1億7,135万円の減。農業の持続的な発展、農業基盤の充実、農業の振興を図るため、土地改良事業、農道整備事業等を計上。
商工費は、7億3,906万1,000円の計上で、7,783万円の増。
産業創出支援事業、ミュージアム都市づくりなどの経費の計上。
土木費は、91億5,612万9,000円の計上で、6億2,104万5,000円の増であります。
つくばエクスプレスの建設及び沿線開発に伴う都市計画道路整備事業、島名駅建設出資金、交通需要マネジメント実証実験、清水台住宅建設事業などの経費を計上。
消防費は、27億8,001万4,000円の計上で、1億1,585万4,000円の減。消防車両の更新、各種防災訓練の実施、防火水槽の新設などの経費の計上。
教育費は、89億6,536万6,000円の計上で、8億4,883万3,000円の減であります。主なものとしましては、吾妻小学校増築事業、茎崎中学校大規模改造及び耐震補強工事、茎崎ふれあいプラザの建設、洋上学習の実施等に要する経費を計上いたしました。
公債費は、74億4,758万3,000円の計上で、1億6,995万1,000円の減であります。主な減額要因は、既に実施した借りかえによる金利の低減効果、あるいは健全化の取り組みの成果によるもの。
諸支出金は、3億6,068万円の計上で、3億5,960万8,000円の増。主な増加要因は、合併特例債を活用したまちづくり事業基金への積立金の計上である。

議案第9号平成15年度つくば市国民健康保険特別会計予算
歳入歳出それぞれ124億875万1,000円、前年度純計予算と比較いたしますと10億1,982万6,000円の増、率にして9%の増。
歳入の主なものは、国民健康保険税49億8,269万円、国庫支出金44億7,855万2,000円、療養給付費交付金14億9,390万2,000円、一般会計繰入金9億9,017万6,000円。
歳出の主なものは、保険給付費78億4,998万7,000円、老人保健拠出金32億4,740万2,000円、介護納付金7億2,137万7,000円である。

議案第10号平成15年度つくば市下水道事業特別会計予算
歳入歳出それぞれ94億1,714万9,000円、前年度純計予算、14億491万7,000円の減、率にすると13.0%の減。ほかに、債務負担行為1件及び地方債7件を設定するもの。
歳入の主なものは、下水道使用料及び手数料20億6,871万6,000円、国庫支出金11億5,750万円、一般会計繰入金27億1,000万円及び市債25億9,510万円。
歳出の主なものは、つくばエクスプレス関連公共下水道費が15億500万円、公共下水道費は6億2,659万7,000円、特定環境保全公共下水道費は7億1,687万2,000円。流域下水道費は、霞ケ浦常南及び小貝川東部の流域下水道建設負担金1億9,781万7,000円を計上。

議案第11号平成15年度つくば市老人保健特別会計予算
歳入歳出それぞれ132億5,471万3,000円、前年度純計予算に比較いたしますと7,400万1,000円の減、率にして0.6%の減。歳入の主なものは、支出基金交付金84億7,577万4,000円、国庫支出金31億2,093万1,000円、県支出金7億7,800万6,000円、一般会計繰入金8億1,000万円。
歳出の主なものは、医療諸費131億4,191万2,000円。

議案第12号平成15年度つくば市作岡財産区特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ16万円。

議案第13号平成15年度つくば市並びに筑波郡新治郡町村等公平委員会特別会計予算
歳入歳出それぞれ115万1,000円。

議案第14号平成15年度つくば市介護保険事業特別会計予算
歳入歳出それぞれ46億2,486万1,000円、前年度純計予算と比較すると1億3,440万2,000円の減、率にしまして2.8%の減。歳入の主なものは、介護保険料8億6,327万円、国庫支出金11億153万7,000円、支払基金交付金13億7,600万円、一般会計繰入金7億4,635万6,000円。歳出の主なものは、総務費2億3,552万9,000円、保険給付費43億円。

議案第15号平成15年度つくば市病院会計予算
収益的収入及び支出予算額が、それぞれ8億3,944万5,000円。
歳入予定額の主なものは、入院・外来収益が6億9,218万円、一般会計からの負担金補助金が1億3,145万8,000円。支出総額の主なものは、給与費4億3,400万3,000円、材料費2億4,925万円、経費1億2,638万1,000円。また、資本的収入及び支出予定額は、それぞれ955万3,000円。収入予定額は一般会計からの出資金955万3,000円、支出予定額は企業債償還金955万3,000円。

議案第16号平成15年度つくば市水道事業会計予算
給水戸数を5万7,140戸、年間総給水量2,325 2,2 万トン見込みましたが、その内訳は、自己水源が117万5,000トン、茨城県企業局からの受水量が2,207万5,000トンを予定。また、有収率につきましては87,4%、年間有水量は2,032万4,000トンを予定。収益的収入及び支出は、総収入42億1,428万7000円に対し、総支出45億8,621万1,000円となり、3億7,192万4,000円の赤字予算の計上。主な収入は、水道料金が35億7,448万4,000円、つくば市一般会計からの企業債償還利息分の一部としての補助金3億円、消費税還付金2億750万7,000円など。
主な支出では、茨城県企業局からの受水費21億1,337万円、減価償却費9億726万8,000円、支払利息5億5,550万円など。次に、資本的収入及び支出が、資本的収入のうち、負担金は、消火栓設置工事費等の負担金2,598万6,000円。
企業債につきましては、配水施設整備の財源といたしまして54億2,600万円を借り入れするもの。
また、国庫補助金23億8,592万4,000円、分担金1億728万5,000円を計上。資本的支出は、建設改良費として86億3,153万1,000円を計上。これは、主に総配水管布設工事、新設配水場建設工事などを実施するもの。企業債償還金は、平成9年度までに借り入れた企業債元金3億2,456万8,000円を償還するもの。
これにより、資本的収入及び支出予算では10億1,090万4,000円の財源不足となり、これについては、過年度分損益勘定留保資金、
当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんしたいと考えている。

議案第17号 つくば市行政組織の一部を改正する条例
都市基盤の整備を効率的に推進すること及び行政改革の推進のため、都市整備部と建設部を統合し、都市建設部するもの。

議案第18号 つくば市農業委員会の選挙における委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例
2月1日付で市内五つの農協が合併したことにより、農業委員会等に関する法律第条第1号による委員の数が減少したため、改正するもの。また、茎崎との合併に伴い、新たに第6選挙区を設け、選挙による委員の定数を改正するもの。

議案第19号 つくば市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
 つくば市生活安全推進協議会の設置に伴い、当該協議会の委員の報酬及び費用弁償について規定
するもの。額は、他の審議会等の委員の額と同じとする。また、つくば市の小・中学校薬剤師及び幼稚園薬剤師の報酬は、報酬を年額1校当たり3万5,000円から4万8,000円に改正するもの。

議案第20号 つくば市職員の旅費の特例に関する条例の一部を改正する条例
財政状況等を考慮し、平成14年4月1日から平成15年3月31日までの間における内国旅行の日当の額の特例の期間を平成16年3月31日まで延長するもの。

議案第21号 つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例
建築基準法の一部を改正する法律が平成14年7月12日に公布され、容積率制限等を緩和する制度の導入、地区計画制度の見直し等により新たな許認可等の手続を要することになり、そのための申請手数料を追加するもの。


議案第22号 つくば市医療福祉費支給条例の一部を改正する条例
健康保険法と地方税法が改正されたことに伴い、関連する引用条項等を改正するもの。

議案第23号 つくば市心身障害者福祉センター条例の一部を改正する条例
平成15年4月1日から障害者福祉制度の一部が支援費制度へ移行することに伴い、障害者センターにおいて、支援費制度の事業所としての運営実施を図るもの。

議案第24号 つくば市国民健康保険条例の一部を改正する条例
国民健康保険法の改正に伴い平成15年4月1日からつくば市国民健康保険条例に規定する退職該当者の自己負担金割合が2割から3割になる部分について改正を行うもの。

議案第25号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例
平成15年度から平成17年度までの介護保険料率及び保険料減免の特例を実施するために改正するもの。

議案第26号 つくばセンター広場条例の一部を改正する条例
引用条項の訂正及び表記の改正をするもの。

議案第27号 つくば市筑波ふれあいの里条例の一部を改正する条例
つくば市筑波山キャンプ場条例を廃止し、筑波ふれあいの里条例に一本化することにより、一体的な管理運営を図るもの。また、コテージ等の利用者に対する実習館の入浴料の徴収を定めるもの。

議案第28号 つくば市建築基準条例の一部を改正する条例
地方分権の推進のための条例による委任する事項の整理に関する政令第2条による建築基準法施行令第144条の4第2項の改正に伴い、道路の位置の指定基準を定めるとともに、
建築基準法の改正により一定の複数建築物に対する制限の特例の項目が追加されたことにより、所要の改正を行うもの。また、大規模自動車車庫の屋上駐車場は、周辺の道路交通その他地域環境に与える影響も自動車車庫等とほとんど同一であるため、関係規定を適用するもの。

議案第29号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例建築基準法の一部を改正する法律が平成14年7月12日公布され、
平成15年1月1日から施行されたことから、関連する条文の改正を行うもの。

議案第30号 つくば市都市公園条例の一部を改正する条例
使用料の減免規定の一部を改正するもの。また、茎崎運動公園野球場ナイター照明設置に伴い、使用料及び使用時間帯を追加するもの。

議案第31号 つくば市立学校給食センター条例の一部を改正する条例
平成15年4月に開設を予定しております筑波学校給食センターを追加し、学校給食の適正かつ円滑な運営が行われるよう改正するもの。

議案第32号 つくば市文化財資料館条例の一部を改正する条例
国指定平沢官衙がつくば市歴史広場として平成15年4月に開園するに当たり、その設置及び管理について追加するもの。


議案第33号 つくば市水道給水条例の一部を改正する条例
昨年11月に実施いたしました10階までの直結給水利用者と従来の受水槽方式で給水している利用者との費用負担の不公平を是正するため改正するもの。
内容については、受水槽方式の集合住宅は、従来水道メーターを利用者側で設置していたが、受水槽以下の装置についても市が設置できるよう改正するもの。

議案第34号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例
消防法及び消防法施行令の一部が改正され、また対象火気設備等の位置、構造及び管理、
並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令等が公布されたため、改正するもの。


議案第35号 つくば市建築物の敷地制限条例
茎崎町との合併に伴い、茨城県筑波研究学園都市における建築物の敷地の制限に関する条例が平成15年3月31日に廃止されるため、新たな条例を制定するもの。

議案第36号 つくば市障害者ホームヘルプサービス手数料条例を廃止する条例
平成15年4月1日から障害者福祉の一部が支援費制度へ移行することに伴い、廃止するもの。

議案第37号 小字の廃止及び字の区域の設定
つくば市作谷区域及び地番の重複があり、水戸地方法務局つくば出張所から、
平成15年11月から実施が予定されている電算化に伴い、謄本の広域交付等に不具合が予想されるとの申し出があったため、つくば市谷田部字鷹野原及びつくば市作谷字和台原の区域について小字の廃止及び字の区域の設定を行い、地番の重複を解消するもの。

議案第38号 市道路線の廃止
路線名つくば市道1− 2668号線について、市道の払い下げにより廃止するもの。
また、路線名つくば市道1−3392号線外6路線については、桜川河川改修事業により廃止するもの。

議案第39号 市道路線の認定
路線名つくば市道1−2972号線について、議案第38号において廃止した路線を変更して再認定するもの。
また、路線名つくば市道5−6041号線につきましては、寄附行為により路線を認定するもの。

議案第40号 財産の取得
春日小学校用地を都市基盤整備公団から取得するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により議決を求めるもの。
以上の案件が上程された。




一般質問
3月7日、3月10日から14日の6日間にわたり21名の議員から一般質問がありました。
主な質問内容を紹介します。全文をお読みになりたい方は、つくば市議会のホームページから議事録をお読み下さい。
野口修の一般質問はこちら

3/7
高野、内田、鈴木、橋本、滝口5人の議員から質問があった。
主なものは、台町土地区画整理事業、沿線開発、人事行政、構造特区、上下水道、支援費制度、学校給食、住基ネット、公務員住宅跡地利用等の質問があった。
橋本佳子議員の「給食の民営化問題」についての質問で、教育委員会での議決を得ないで教育長の委任事務として議会に予算案を提出したという答弁があった。


高野進議員
1.台町土地区画整理事業に対する支援について 
 台町土地区画整理組合から要望が出ている支援策について、どの 様に応えていくのか質問します
  ・行政の責任による事業の完了を目指すため、組合施行から市施行へ移行できないか
  ・借入金に対する金融機関への債務保証を、市で行ってもらえないか
・新たに生み出される道路や公園の用地分を、負担金及び助成金等の名目で支援できないか
2.都市計画道路の整備
 沿線開発の都市計画決定当時に、併せて決定された何本かの都市計画道路の整備について質問します
  ・いつ頃、何路線、都市計画の決定をしたのか伺いたいと思います
  ・いつ頃から、どの順番で整備していくのか伺いたいと思います
  ・谷田部市街地の千歳通り線及び電鉄橋線は、いつ頃整備されるのか伺いたいと思います


内田千恵議員
1.つくばエクスプレス沿線開発
 ・河内郡衙がみつかった、遺跡公園として保存するのか、買収するのか
・ 平沢官衙と同じぐらい大切なもの、1つの市に2つもあるなんて全国でもめずらしい。
・ 市長は文化行政の立場にたっている、その立場からどのような方針か
 ・新しい文化の研究学園都市と古い文化の調和をはかると言うことは、つくば市にとって歴史資産、2.環境資産として活用 
  が可能どのように整備していくのか
・茨城県が財政難、道路など公共投資に出し渋りがあると聞いているが実際はどうなのか
・ 幹線道路など予定どおりの時期につくられる見通しがあるのか、
・県が予定どおりやってくれればいいが、遅れた場合、予定どおりつくられるのか
・市は県にどのように働きかけるのか
・ 緑を基本にした街づくり支援をとっていますが、どのように進んでいるのか
3.教育行政
 ・人口予測少子化に伴う学区のプラン、学校の再編問題提起が乏しいのではないか、地域的に人口変動が予想される
・小規模校2つの学校を運営していくのか、2つあった学校を1つにしてコストパフォーマンス、スクールバス導入した 
  場合、推定した結果を出して下さい
・小・中学校の司書教諭の運用をどのように考えているのか
4.人事行政 /機構改革
 平成15年度はどのように考えているか、人事評価、レポートの提出、内容を精査した結果は

鈴木富士雄議員
1.構造改革特区   
 ・「つくば新エネ市民電力特区構想」事業の進捗状況
2.つくばエクスプレス 
つくばエクスプレスつくば駅とその周辺地区の再整備、再開発について
・国、県、公、国と市で共同により実施しているリノベーションプログラム作成調査のその後の経は
・駅前広場(交通広場)の再整備について
・公務員宿舎の移転
3.上下水道の整備 
・ つくば市北部地区の上下水道未整備地域の解消に向けて今後どの様な整備計画があるのか
4.道路行政  
 ・ 国道125号バイパス建設工事の促進と今後の見通しについて


橋本佳子議員
1.学校給食について
 ・民間委託についてどのように考えているのか
・茎崎地域の給食従事者(配膳員)のあつかいはどうなるのか
2.支援費制度について
・ 現在までの進行状況は
・調査の段階で見えてきたものは
・障害別での対応は具体的にどのように進められているのか 市長
3.障害者プランについ
・ 具体的な数値目標をのせるべきではないか


滝口隆一議員
1.財政コストについて
 ・上・下水道体系の見直しについて
・茎崎町平成年13度決算から考える(つくば市の財政事情
2.助役について
 ・小野寺氏の詳細な経歴書を議会に提出すること
 ・助役選任の詳細な経過について説明すること
3.住基ネットおよび関連について
 ・8月にICカード普及となるが、その後の展開について、市としてどこまで考えているのか
 ・その際、プライバシー保護について、どういう対策をとるのか
・ 万一事件発生の際、一時的にランの切断をすべきと思うが、要項対応でなく、住民に安心感を持 
  たせるため条例化すべきではないか
 ・ADSL、光ケーブルなど市内の情報格差は、どうなっているのか
4.公務員住宅の跡地利用について
  現在、移転がせまられている一部公務員住宅を市で借り上げするなどして、障害者のグループホー
  ムや市営住宅にして
5.吾妻の学童保育について  
  拡充策を考えては その際、専用学童保育施設を作ってはどうか

3/10
議会3日目。4人の議員から一般質問。
土取り条例、小野崎地区大規模商業施設、介護保険、農業振興、産業廃棄物の放置、IT推進プラン、行政改革、ISO認証取得等の質問があった。
公明党の小野議員の行政評価制度の進め方の質問は外部評価の導入、コスト意識の向上と好感が持てる質問であった。

塚本武志議員
1.環境問題について
   土取り条例の制定が進まないのは何故か
   ゴミの不法投棄をどうやって減らすか、その対策
2.都市計画について
   台町区画整理事業のゆきづまり打開について
   常磐新線開発の見直しについて
  鉄道建設は人口減で見直しとなったが沿線開発の見直しはどうな っているのか
3.産業振興について
   特別保証を国がやる事になったが、市の準備は出来ているのか
  小野崎地区大規模商業施設の大店立地法上の手続きについて、進行状況について
4.福祉行政について
  介護保険の見直しと市の取り組みについて
  つくば市の独自対策として何がやれるか
  各地で確かな努力開始されているが、市の考えは
  国保申請減免について
基準は打ち出されたが、今後、所得のランクに基づいてどの程度の減免になるのか具体的な要項の
制定が必要となる。市の考えを伺いたい


野口久寿美議員
1. 農業振興対策について
  農業後継者育成について
  農業後継者の確保は日本の農業にとって最大の問題市としての取り組みはどうなっているか
  市として独自の農産物価格保障を作ってはどうか
  つくば市では生ゴミは焼却しているが、これを堆肥化して有効 利用すべきではないか
  政府の水田対策変更にどう対応するのか
2. 市民の健康保持と増進について
  健康を保持増進するために検診を気軽にうけられることが必要、合併後地区毎の検診を中止するの
はこれに反するのではないか
 不況の進行で国保税の滞納が増えて行くと推測されるが、つくば市の状況はどうか
 滞納者への対応はどのように行っているのか
3.臨時雇用対策について
 臨時雇用対策として、山林や原野などへの不当な廃棄物を市として処分してはどうか


市川三郎議員
1.つくばメモリアルホール管理組合について
  つくばメモリアルホールの担当部局はどこか
  つくばメモリアルホール管理組合とはどうゆう組織で、その内容はどうゆう事をしているのか
  法事室での料理等の価格が高いと聞くが、これは、どうゆう事なのか
2.高野地区及び長高野地区内のゴミ山について
  高野地区内のゴミ山、その後県との話は、どうなっているのか
  下長高野地区内のゴミ山、市への届出はあったのか
  この件で、どうゆう対応をしたか
 今後の対応は、どうするのか


小野泰宏議員
1.行政改革
  行政改革大綱策定に向けた基本的考え・策定方法について
  今後の行政評価制度の進め方について
 外部評価・コスト意識向上について
2.スポーツ振興基本計画
  計画の概要について
今後の展開について
・他分野との連携、波及効果の面から
・大学との連携したまちづくりの展開
3.IT推進プラン
15年度の事業内容について
  国・県事業との関連について
情報提供の活性化について
4.環境行政
  15年度の重点的事業内容について
ISO14001 認証取得の進捗状況と今後の予定について


3/11
議会4日目。2人の議員から一般質問。高齢者問題、不登校対策、産業創出支援、消防行政、オストメイト(人口肛門等の造設者)等の質問があった。
公明党の馬場議員の質問に女性消防士の採用という質問があり、女性の消防士も有りなんだと改めて思った。
もちろんつくば市にはいないのだが、いた方が良いと思った。勇敢に火を消している女性消防士が映像で浮んできた。
それからオストメイト利用トイレの設置という事も始めての質問である。もちろんつくば市には無い。ひたち野うしく駅にあるという。
つくば市には107名のオストメイトがいるそうです。公共施設には必要制が有ると感じた。

坂本禎子議員
1.福祉行政
・敬老年金給付事業について
今後ますます増加するであろう70才以上の方に対しての敬老年金給付事業につき市の考え
特別養護老人ホームの入所待機者の申し込みについては、申し込順よりも必要度優先にするべきと 
   思いますが、市としての考え方を伺いたいと思います
高齢者の健康増進の為に、現在市が取り組んでいる事業について伺いたいと思いますそして今後は、
  地域密着型の自治会館や集落センターの開放が大事になってくると思いますが、市としての指導や
   考え方を伺いたいと思います
 ・医療機関における女性専用外来の開設につて
  最近、性差に配慮した医療として女性の医師が、女性の患者を総合的に診る「女性専用外来」の開 
  設が広がりつつあります。文化都市つくば市としても取りくむ必要があると思いますが、市の考え

2.(仮称)くきざきふれあいプラザの建設について
平成15年度の予算の中にも事業として示されていますが、旧茎崎町で計画した内容に変化はないの 
  でしょうか 又、完成した時の雇用については、どの様に考えているのでしょうか伺いたい

馬場治見議員
1.教育問題について
・つくば市の不登校対策として
情報交換会(不登校の児童を抱える担任を対象にした)
中学校へのスクールカウンセラー
心の教育相談員
市教育相談センターの充実
不登校児童生徒を受け入れる関係機関との連携
以上5点の成果は、又反省点は何か
・つくば市の今後の特殊教育のあり方
基本的な考えについて、また、障害のある子供及びその保護者に対しての相談支援体制の整備は、
どのようにしているのか
各学校(小学校、中学校)に於ける、独自の学校評価は毎年全体を通してどのような成果を上げて 
いるのか
2.つくば市産業創出支援事業について
産業コーディネーターによる企業支援の具体的な活動は何か
産業戦略会議の役割は何か
産業創出奨励補助は、新らたな産業を市民参加型で、市の行政と一体となっての事業を起こす事の
意味も含まれるのか
3.消防行政について
 市の火災予防、防災活動に対してどのような対策をとっているのか
又、広宣活動は、どのように行っているのか
高齢者、心身障害者等に対しての火災予防対策とその対応について
女性消防士はおられるのか
4.オストメイトの対応
つくば市に於ける公共施設に現在、オストメイト(人工肛門、 人工膀胱造設者)対応トイレが何ケ 
  所設置されているか
つくば市に現在何名のオストメイト(人工肛門等の造設者)がおられるのか

3/12
議会5日目。5人の議員から一般質問。助役の政治姿勢、市営住宅、幼児虐待、ボランティア、男女共同参画、事業計画書、住基ネットワーク、ワークシェアリング、牛久沼の水質保全、学校給食、等の質問があった。
住基ネットのマッチング(情報の組み合わせ、照らし合わせ)の禁止を訴えた宮本議員の質問は、やや冗漫な所はあるが好感が持てる内容であった。
私もここが大きな問題と感じている。ICカード、情報化と住基ネットワークシステムを区別した方がよい。こんなもの無い方がよいのだが。
予算を提案する時に、どのような計画書を策定するのかという質問も良かった。たんなる数字を計上したようなものでは困る訳である。

安井茂議員
1.小野寺助役のつくば 助役のこれまでの経歴を踏まえ、つくば市の助役として取り組む 助役市政に対しての考えに姿勢、
並びに抱負について
2.つくば市営住宅の現状について
・ 市全体で入居可能戸数はどのくらいあるのか
・現在の入居状況は、空き状況は、平均居住年数は、家賃の納入状態は
・待機者の数は、選考基準は、福祉部との連携は
・今後の対策について、特に民間の活用についての考えは
3. 校庭緑化について
 つくば市内の学校緑化を目指して、上郷小学校で現在、ツクバグリーンが実験的に植えられております。その維持管理についてお伺いします


橋本喜美子議員
1. 不登校、ひきこもりなどに対する対策とケアーについて
・ 学校の対応
 ・ 教育相談センターなどの対応
 ・教育相談センターなどの相談機関に行かない事例への対応

2. 幼児虐待に対するケアーについて
 ・ 発見したときの対応
 ・ その後のケアー
・ 予防と対策
3. 男女共同参画推進体制について
 ・男女共同参画社会実現に向けて、総合的な政策を進めている女性行政室の位置づけについて
4. ボランティアの対応
・ボランティアコーディネーターの実状について
・ 市民活動センターの利用状況
5. 小田保育所について
・老朽化が進んでいるが、新改築の予定はあるのか

宮本次郎議員
1. 行政評価制度は今年度予算編成にどのように生かされているか
・つくば市における予算編成の手順について、簡単に説明願いたい
 ・昨年、平成13年度に実施した事務事業のうち、94の事業について評価を実施しているが、改善や拡
  充の評価があったものについて、15年度予算に反映しているか
・15年度予算編成に当たり、個々の事業について、統一した様式の事業計画書(表)--事業概要、行
  政資源、進行管理・事後評価に必要な事項などを記載したもの--を使用しているか
  予算編成に当たって個々の事業計画書(表)のある事業については予算審議前に提出していただき
  たいがどうか
・行政評価制度の効果をあげるためには、どのような予算編成(計画)手続きが望ましいと考えるか
2. 住民基本台帳ネットワークについて
・登録拒否はどのくらいにのぼるか
 ・情報が悪用された時、市として漏洩原因や悪用者をつきとめることができるのか
また、市として漏洩責任をとれるのか
 ・「つくば市住民基本台帳ネットワークシステム緊急時対応計画」には、不正行為の脅威度が高い場
   合に、システムの停止や一部切り離し等の緊急措置も盛り込まれているが不十分である市の個人 
   情報保護条例の精神にのっとって条例化することが必要ではないか
3. 市役所職員の労働状態について
・残業時間(総数、一人当たり年間、男女別、部課別、学校教 市長
職員についても) 残業手当て、サービス残業の把握
 ・育児介護休暇、有給休暇、代休の取得状態(権利行使割合、男女別)
 ・ワークシェアリング状況
  臨時職員によるワークシェアと部内のワークシェアリング状況
 ・男女共同参画推進にあたって、市役所内でどのような取組が重要と考えるか


田宮直子議員
1. つくば市まちづくりの具体的施策
・つくばエクスプレス乗降客員数に係わる市の予測調査について
 ・ 人が行き交う道、人の溜り場となる路地づくりについて
 ・エクスプレス終着駅周辺で田園都市の印象を与える街づくりに
2. 学校給食と「食育」
・ 学校給食上の「食育」解釈についての関係
 ・ 学校給食法第6条第2項の保護者負担金の上限について
・キッズ・イン・ザ・キッチン運動の一貫である家庭食生活のアンケート調査について
3. 牛久沼水質保全計画とつくばミュージアム都市・観光資源としての施策
・ミュージアム都市の協議の中で牛久沼へ注ぐ東谷田川、稲荷川の水質状況に関し県に報告有無について
 ・ミュージアム都市計画の自然物
  牛久沼に対する付加価値に関する施策について
 ・牛久沼を観光資源とするアトラクティブな具体的施策について

柳沢逸夫議員
1. 国道354号について
一般国道354号谷田部バイパスの事業化の見通しについて
2. 合併特例債について
合併特例債の使用について、どのように考えていますか
3. 合併にともなう県支援事業について
県新市町村づくり支援事業についてどのような事業を考えていますか


3/13
議会6日目。私を含めて4人の議員から一般質問。入札問題、つくばミュージアム都市構想、遺伝子組み替え、
ユニバーサルデザイン、消防分署の新設、少子化対策、雇用対策、
それから私の質問があった。
亀山議員の入札制度の質問に外部も含めた監視委員会等の設置も考えるという発言があり、一歩進むようだ。
私の質問は、給食の民官委託については、それなりに法的な問題を展開して予算議案の計上については不備があり申し訳ないという答弁をとる。
法的に間違いを認めた執行部はどのような対応をするか見物である。
その他の質問はエクスプレス関連で初めて自然エネルギーを沿線開発に政策として取り入れると踏み込んだ発言を常磐新線推進室長(都市公団より出向)がした。
かなりの収穫である。会議公開条例の施行を迫るも執行部の対応は鈍感で、そのた他の質問にも政策立案のお粗末さが露呈するばかりで、後半は私の思考は停止寸前でした。
それでも「のりのりバス」は当初から提案している既存の交通会社との連携や有料化(1コイン100円)、そしてエコバス使用が計画として具現化しました。
これも収穫です。当初から計画すれば方向を変えることがなかったのだが、この辺が非常にあまいのである。
それなりに収穫があったが、全般的に歯切れが悪い質問であった。まだまだ準備がたらないようである。
夜に「質問が良かったです」というFAXが入って、なんとなく落ち着く。感謝と激励のメールも届く。


亀山大二郎議員
1. 水道部発注の配水場建設の入札について
・水道部に寄せられた談合情報は誰が受けて、どのような内容だ企業管理者ったのか
・談合情報を受けてから、1月23日に開札、29日に契約に至るまでに内部でどのような調査をし、誰
  がどういう理由で「談合は認められなかった」と判断し、契約締結を指示したのか
・葛城配水場と南部配水場の土木工事、電機設備工事、機械設備工事の入札参加資格は両配水場とも 
  同じである建築工事だけ南部配水場の条件を緩めているが(経営事項審査の総合評点を1200点以上
に下げていることなど)、技術的に何の意味もないと思うが、どうしてか
2. 公共事業入札制度の改革について
・一般競争入札の拡大計画について
    その中での電子入札の利用について
 ・談合防止対策について
 ・入札契約適正化法に基づく体制整備について
 ・官製談合防止法に対応する体制整備について
3. つくばミュージアム都市構想について
・基本計画の策定はできたのか、内容はどのようなものか
・平成15年度は、どのようなことを行うのか


金子和雄議員
1. 筑波大学における遺伝子組み換えトウモロコシ栽培に関することについて
昨年の12月議会で筑波大学遺伝子実験センター圃場にて、一般栽培の安全性が確認されていない遺伝子組み換え植物、
トウモロコシの栽培を行ったことについて質しました。大学側は最終報告書を昨年12月中旬に発表したが、その内容と市の対応について伺いたい
2. 助役人事の提案について
12月議会で助役の選任が決まりましたが、一部報道機関で業際研に在籍していた事が報道されました。
議員に配付された資料には記載がなされておりませんでした。助役と市長との関係などもう少し詳細な経歴と、これまでの関係について伺いたい
3. ユニバーサルデザインで考えるまちづくりについて
環境都市、福祉都市、自立都市の三本柱を基本としたつくば市政の連携したまちづくりの施策として、ユニバーサルデザインを考えたまちづくりが
課題と言えます公共施設や民間施設でユニバーサルデザインで考えるまちづくりについてのつくば市の諸改善と今後の方向性について伺いたい。
4. 市南部に消防署分署の新設について
住宅が増えてきている市内南部の梅園・東・稲荷前・並木・上広岡・下広岡・大角豆地区に消防署の分署を求める声があります。
昨年11月に梅園地区で発生した火災では、初期消火まで10分以上もかかり、二棟が燃えてしまいました。
地域の皆さんから一日も早期に消防分署の設置を求めておりますが、建設に向けて市の方針を伺いたい

野口修議員 全文はこちら
1. 市民参加のまちづくり
審議会の活性化について
 ・10月からネット公開しているが状況はどうか
・審議会の委員選任について
・女性委員の積極的起用について
・会議公開条例について
市民活動センターの運営について
・情報の収集や提供について
・民営化に向けての考え
・ボランティアセンターとの関係
NPO法人等の支援について
・業務委託の状況
・条例整備の考え
2. 給食センターの民営化
 筑波給食センターの民営化はどのような経緯で決まったか

3. 環境政策
環境基本計画の推進状況
・昨年度は進行管理が出来なかったが、本年度は、行なわれたか
・環境白書は改定されたか
・つくば市民環境会議のありかたは
ISO認証取得に向けての計画
・計画規模の考え
・取得時期の考え
リサイクルプラザについて
・基本計画策定はどのような体制でするか
・エネルギー利用の考えは
・処理フローに木質バイオマス等の導入の考えは
つくば新エネ市民電力特区構想の取組み状況
4. エクスプレス関連
環境モデル街区基本構想調査について
・基本計画の検討は
・つくば新エネ市民電力特区構想との関係は
事業計画の見直しについて
・出資金の一部を車両調達に充当というのはどうなったか
・累積資金収支が29年目から44年目になったが、これでは、永遠赤字になるのでは
5.スポーツ振興計画スポーツ振興計画の内容
スポーツの森基本構想との関係は
6.まちづくり賢人会議
沿線開発とこの会議の位置付け
つくば市とはどのような関係なのか
7.つくばミュージアム構想
現在の進捗状況は
今後の取組について
8.のりのりバス
抜本的な見直しをすると報道されたが、その内容はどのようなものか
9.住基ネットワーク
市民からの問合せ等はどうか
セキュリティー対策はどうか
8月のICカードの発行はどのようにするのか

飯岡宏之議員
1 つくばエクスプレス
・ 桜中部地区の現況についてについて
・緑の環境づくりの方向と支援策について
・雇用対策について
・各集落からの要望に対する市の対応について
2 福祉行政について
 ・少子化対策について
待機児童なしへの市の取り組みについて
・高齢化対策について
老人医療費が年々増加傾向にあるが、減少へ向けての市の健康づくりの取り組み方について


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議会7日目。一般質問1人、質疑

須藤光明議員
1 国際都市つくばの街づくりについて
 ・ 国際都市としてのイメージアップについて
 ・組織について(国際交流に関連する団体数は)
 ・ つくばエクスプレスとの関わりについて
2 産業振興について
・ 農業関連助成について
 ・つくばブルーベリー産地形成について
 ・ つくばヤーコンの産地育成について
3 教育の振興について
 ・ つくばIT教育の高度利用について
 ・ 学校図書室の充実について

議案に対しての総括質疑
議案に対しての総括質疑が滝口隆一、野口久寿美、塙豊光、亀山大二郎、塚本武志、宮本次郎、金子和雄、橋本佳子、野口修の9人からあった。
共産4人、新社1人、無4人。15年度当初予算であるからもっと質疑者はあって良いはずである。
現在議員は49人いる。
主な質疑は当初予算と下水道、水道企業会計等についてである。
私の質疑はここをクリックして下さい。

主な質疑を紹介
1. 電子入札システムのプロセス
 答:電子認証や電子公証に必要なフロッピーディスクの交付、模擬入札等の実務的な研修会を予定し、 
  9月ごろ実施できる準備を進めている。
2. くきざきプラザ建設
答:設計の概要は、敷地面積が3850平方メートル、建設面積が2239平方メートル、述べ床面積が
3330平方メートル鉄筋鉄骨の3階建てとなっている。多目的ホール、フィットネスプール、会議室等がある。
平成16年ごろ工事完成を予定している。
3. アグリパーク事業の、測量費1300万
答:整備の基本的な考えは、バラ園、ガーデニング、市民農園等の整備えいする。
15年は構想具現化するステップとして整備の中核となるバラ園10ヘクタールの現況地形図作成の調査費。
4. 赤字財政を促進する公共下水道事業の見直し
答:財源の内訳は50%が国庫補助、45%が市債で5%が一般財源。単独事業は95%が市債で5%が一般財源で進めて来た。
その結果480億の市債残高になった。見直しについては、本管工事等が進んでいるので、現時点での見直しは考えていない。
 

請願・陳情
1.「基礎年金の国庫負担金割合3分の1から2分の1へと早急に引き上げを求める意見書提出」に関する請願  (採択)
2.筑波地区に新設される学校給食センターは将来とも市が責任を持って直接運営し民間委託しないことを求める請願  (不採択)
3.「つくばリサイクルセンター」(若栗653-1)の環境影響調査の実施と操業の一時停止を求める請願
  (継続審議)
4.「パート労働者および有期契約労働者の適正な労働条件の整備および均等待遇を求める意見書提出」に関する請願 (継続審議)
5.長高野地区の不法廃棄物に関する調査ならびにその改善を求める請願書  (継続審議)
6.「ILO第175号条約およびILO第111号条約の早期批推を求める意見書提出」請願 (継続審議)
7.文化芸術振興基本法に基づく条例制定に関する請願書 (採択)
8.医療改悪の実施と社会保障の改悪に反対し充実を求める政府への意見書提出の請願書(不採択)
9.政府に「平和の意見書」の提出を求める請願書(採択)



3月議会最終日。予算に対して修正予算案を私が提案者で提出。賛成少数で否決されたが、意味のある行為であったと思う。
修正案の提案理由は、手続き上法制度に載らず給食の民間委託業務の予算を通したことは撤回してしかるべきであるから、
予算からその分を削除し予備費に繰り入れることを提案したものである。詳しくは会議録を記載しましたので、ここをクリックして下さい。

今議会に提出された議案は、すべて可決した。私は上に述べた理由から、15年度予算、それから公共下水道工事の見直しをしない下水道時別会計予算に反対した。

終了後、東雲で部長の送別を含んだ3月議会のお疲れ会がある。もちろん会費制。執行部と議員の会だが、見渡すと出席議員は与党議員以外では私だけであった。