つくば新党基本政策


市民からの政治改革

  CONTENTS・・ メッセージ2000年「新しい政治へ」・ 2000年の公約

         メッセージ1996年1996年(2期目の公約と軌跡)

       

  

メッセージ1996

つくば新党は、92年9月に市民本位の市政確立をめざして結成されたローカル・パーティーです。同年の市 議選には、特定の利益団体と結びつかない複数(3人)の候補者をたて初の選挙に挑みました。結果的 に、代表をつとめる野口ひとりのみの当選となり運動のひろがりに難しさを感じました。しかし、具体的 に議員活動を経験してみて、政治的には旧態依然とした非常に幼い風土であるつくばで、アマチュア市民 グループが一議員を送りだしたのは、とても意義のあることだったのではないかと考えております。議会内では是々非々の立場をとる会派を結成し市政改革の方途を模索しています。

一般質問では、これからの都市づくりに欠かせない重要なテーマである文化行政や沿線開発をめぐって、行政側に提案 をかさねることにとくに力を注いでいます。また議会外活動として、市民オンブズマンいばらき代表やボランティア活 動をとおし市民参加型の政治のありかたを追求しています。

現在、既存の利益団体優先型政治が崩壊しようとしています。これを市政改革の季節を到来させるためのチャンスとしてとらえ、市民優先型の政治へと流れを変えていかなければなりません。つくば新党では、以下に掲げる市政改革のためのプログラムを具体的な実践にうつしていくこと により、つくば市に市民本位の民主政治を実現する努力をしていきたいと考えます。

市民に開かれた政 治、都市づくりのプランニングに市民みずからが参加し、都市の主人公として対話をかわしていくことの上に基づいた政治―そのような政治のありかたに近づくために。




2期目公約(1996年)

市政改革へのプログラム

・政治倫理条例の制定、入札制度の改善
・情報公開制度の制定、住民投票制度・市民オンブズマン制度の導入
・第三者機関の都市プランニング会議の設立
・広域行政の見直しによる行政改革
・立化行政の根本的な見直し


2期目(4年前)の公約の軌跡

1 利益団体優先型政治をあらためていくための制度づくり

<政治倫理条例の制定>
特別委員会の委員長として、条例をまとめ上げました。政治倫理条例は大論争を巻き起こし、政治の活性化にも、大きく貢献しました。ここから論議がまきおこり、今日の選挙の争点にもなっています。

<入札制度の改善>
政治倫理条例の制定後に、次のステップとして抜本的に変えることが出来ると確信します。(よって今期の公約に再度掲げます)

2 市民参加型政治をきりひらくための制度づくり<情報公開条例の制定>
特別委員会の委員長として、条例をまとめ上げ、執行部に提出。つくば市の条例は、近隣の市町村のモデル案として使われています。

<オンブズマン制度>
特別委員会では、2度の勉強会が行われただけですが、議会での一般質問で、繰り返し執行部に提案し、今年、県内初のワーキングチームが発足。具体的な条例制定に向けて動きだしました。

<住民投票制度>
市民が政策過程に直接参加できる制度として独自のつくば案を検討中。(オンブズマン制度の制定後に、次のステップとして、この条例の策定に力をそそぎます)

3 市民のまちづくりに向けて

<都市プランニング会議の設置>
議会、審議会等で提案や発言をしながら研究をしましたが、今期の公約とします。まちづくりに積極的に参加できる、NPO (特定非営利活動促進法)組織への支援。

4 行政改革実行への挑戦

<広域行政の見直しによる行政改革>
茎崎との合併を視野にいれた質問を繰り返し、また広域議会においても茎崎の町長に質問し、合併に向けて前向きの返答を得ました。その後、合併協議会が具体的に動きだし、今後は住民を巻き込んだ話し合いを進め、納得ある合併に向けて動きだすときです。

5 都市の成熟を導くための文化行政へ向けて 

<文化行政の根本的な見直し>
今までの文化行政を抜本的に改革することを提言し、つくば市独自の文化・芸術を進める為に芸術監督設置に協力しました。内部体制が混乱し1年間ほど模索状態が続きましたが、確実に進歩し内外の注目を集める状況になったと確信いたします。日本画歴史美術館(陶版に焼き付けた複製作品を扱うもの)の調査費予算案に反対し、議案を取り下げさせました。行政が携わる美術館ではなくどのような美術館がつくば市にふさわしいかを十分に検討をしてから当たるべきであると主張し、理解を得ました。



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