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OldなJazzのルーズな日々


2006-01-17 音楽

Blue Note

Bluesの要素BlueNoteについてのメモ。まだ検証中。

マイルスはモードスケールをJazzのImprovisationに使う様にしました。BluesNoteスケールは西洋のMajorスケールの三度と七度をむりやり半音下げてMinorスケールをぶつけてきたもの、と言われています。関連してモードのドリアン音階がアフリカの民族音楽の音階だとかBlueNoteのスケールの類似だかそのものだかと認識されています。またモードで使われる音階はピタゴラズ音階である、と言われています。そこでピタゴラス音階について復習してみます。

ピタゴラスの音階は完全五度の音列を元に作成していきます。とりあえずCを基音として音を取って行くと、、、、
上へ五度づつ : C→G→D →A
下へ五度づつ : C→F→Bb→Eb

なります。これで C,D,Eb,F,G,A,Bb の7つのスケール音が得られ、これはドリアンに相当する音階です。ここで、各音の音程を平均律と比べると、D,A は高め、Eb,Bb は低め、の音程になります。F,Gは非常に僅差ですが、Fがちょっっと低め、Gがちょっっと高め、です。

BluteNoteとは何ぞや?と理論書で解説されるにあたり、自然倍音列を元にして長三度の音程の下がった音が「"BlueNote"だっ」と認識されている事が多い様ですが、ピタゴラズ音階を根拠とすると短三度は平均律よりもさらに低くなるので、自然倍音を根拠にしたBluenoteは変という事になります。何が正しいの?かはとりあえず検証中という事で。また後程。

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