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OldなJazzのルーズな日々


2006-10-01 音楽

Fletcher Henderson 1921-1923 fletcher

Fletcher Hendersonリーダの1921-1923年の録音。以前のFletcher Henderson & Blues Singersの時期と同時期になります。大変興味深い、面白い録音です。

1921年から23年にかけてのBlack Swanレコードでの録音。 それと1923年の録音(OlympicとParamount)が納められています。1921年頃の録音ではBrass3管、Reed3管に3-4リズムの結構大きな編成の楽団で録音されています。楽団名が"Black Swan Dance Orchestra","Henderson's Dance Orchestra"となっています。バンド名にもありますが、音楽はJazzというよりボードビルの音楽ですね。非常にラグタイム(要はマーチングバンド)な演奏もあります。BlackSwan時代のアレンジは誰かよく分かりません。Fletecherだったのか?他にFletcherのピアノソロなども入っています。なかでも"Unknown Blues"という曲は中々です。スタイルはJerryroll Morton似でしょうかね。

1923年BlackSwanが無くなってから新たにバンドが編成されます。ここからDon Redmanが参加して来ています。"Farewell Blues","Gulf Coast Blues"など、当時のBluesのヒットナンバをインストで演奏しています。Don Redmanが入ったからいきなりSwingになるというわけではないですが、Don Redman特有のReedのソリチュードの手法はこの頃からアレンジとして使われています。1923年Pramount初の録音、"Dont Think You'Ll Be Missed"にどう聞いてもテナーが入っているのが、クレジットには載ってない。このシリーズのクレジッにはメンバーがunkownばかりで、随分いい加減です。

1923年以降の録音はリズムにドラムが入らずビートはまだ平坦なNewOrleans風の4beatで、ReedセクションがSwing的という感じが興味深くNewOrleansとSwingの中間期を見た感じがします。


2006-10-03 音楽

Earl Hines 1932-1939 earl

(特定の日記あてJunk書込みがあるので移動して再掲載)

ピアノ/コンポーザ/バンドリーダEarl Hines。Redhot Jazz,Allmusicによると最初のModern Jazzピアニスト、と紹介されています。1903年生まれ、Louis Armstrongと同世代ですがその割にはコンテンポラリーな事をいろいろやった人の様です。第二次世界大戦のレコードストライキの期間中パーカーやガレスピーをメンバーに加えて活動していたりした事が知られています。(残念ながらその時期の音源は残っていない)

このCDには1932ー34年ニューヨーク、少し飛んで1937-1939年シカゴのEarl Hinesリーダ名の録音が納められています。編成は3Reeds,2-3Tp,2Tb+リズムの当時のスタンタード。シカゴの録音にはBudd Johnson(Ten,Reeds色々)が入っています。音楽はどの曲にもピアノが所々で効果的に使われています。やっぱピアノらしいアレンジですね。演奏はNYの録音の方がソロフィーチャーが多くて面白いです。NY時代のAltoのソロが結構ヨイのですが、Darnel Howard,Omer Simeonの2人のどちらか。ちょと聞いた事無い名前だったのですが、二人ともJerry Roll Morton やKing Oliverとも共演したベテランプレイヤでした。Simeonはソロオムニバスが出ているくらい→Omer Simeon なので、それなりに実力派だったのだと思います。


2006-10-04 道具

napsterj

napster Japan

napster の日本語版が始まったというので、早速トライアル。Windowsのみの対応で利用するには専用のソフトが要ります。別なWindowsマシンで試してみました。

napsterアプリの実態は、要はiTunes、なのですよね。普通のCDプレイヤとしても使えるし、レイアウトも良く似てます。150万曲だそうで、さて自分の聞きたいものはあるのでしょうか、とあまりリアルCDが手に入らないBud Freemanを検索。結構出てきますね。でも、このアルバムいかにも海賊版風のジャケット写真ですが、実は、まったく同じジャケット・構成でiTunesでも同じアルバムが販売されています。何の事はない、ダウンロード販売用のデッチ上げアルバムで、古いJazzなどの音源にこはういった形態を取っているという事でした。お粗末な事に"Clarence Wiliams"とか他のOld Musicianの検索でも同じジャケットのアルバムばかり出て来ます。(モダン楽器をジャケットに使うなよ)さらにこの偽レーベルのお粗末な点は普通OldJazzの復刻版は20トラック以上あるのにたったの11トラックしか入ってない事。それで同じ¥1500取るな。まあこんな状況なので、オンライン販売は相変わらずそれなり、、か。DRMのデータを聴くのもPC3台まで、数制限があるし、CDライトするにiTunesと同じく別途アルバムの購入になるので「定額24時間どこでも聴き放題」は誇大広告と言っていえなくもない。

napsterも録音の詳細情報がオンラインでも見られたら良いのにそれも無し。allmusicあたりを入り口にしてオンライン販売にリンクすれば良いとおもうのだけど。今はCDの通販まではリンクしているので、やれば出来るはず。

ところでヘンなのですが、napster本家ではブラウザだけで利用出来るのが、日本だと専用ソフトになるわけ?何でかというとまあ利権関連で制限がかかって云々・・である事は確かです。本当に日本の音楽業界はイカレてますね。napstr japanもせめてタイトルの検索くらいwwwから出来てよさそうなものなのに。

また、品揃えはどうもnapsterもiTunesと変わらんと思うのは最近の音楽知らな過ぎ?ですか。総じて言える事はオンライン販売はイージーに売れるそうなものから先に並べているので、似たり寄ったりの品揃えになってしまう傾向はありますよね。要は「横並び」なのです。CDの通販がロングテイル狙いにシフトしてきているのに、オンラインの世界はまだまだ遅れてる。Jazz/Blues専用のオンライン販売チャンネルとかがあってもあっても良かろうと思う。

日本じゃ版権の関係で無理だろうけど、海外では可能だと思います。Jazz/Blues系はアメリカよりもイギリス/フランス辺りの方が造詣が深いの様なので、そのあたりのレーベルが共同でサービス始めるとか出来そうなのですが。個人的にはClassicシリーズがやってくれたらとてもうれしい。


2006-10-05 音楽

Clarence Williams Vol.3 clarence

クアドロマニアのClarence Williams 三枚目になります。二枚目はClassics 1929と同じでした。またこの三枚目の内容は同じくClassicシリーズの1934と同じでありました。1934年の録音だけでCD一枚以上なので、これまた多作ですよね。

内容は Clarence Willams and His Orchestra 10トラック, Alabama Jug Bang 8トラック入っています。Clarenceの場合Orchestraといっても、Cn,Cla,Tb(一部)に4リズムという地味な編成です。pinaoにJames P Johnsonも入っています。Wash Boadが入ったりCelloが入ったりもします、変則的なNewOrleans時代でいう処のOrchestraです。Jug Bandも編成は2-3管にWillie Lion Smithのピアノが入ったりして編成はOrchestraと変わらないです。

1934年といったらそろそろBenny Goodmanがブレイクする時代ですが、その時代にこのスタイルを取るのはそれなりにホネのある人だなと思われます。(単に居直っていただけかもしれませんが、個人的にはこの様な居直りは好きですね)だだ、音楽そのものは一見(?)NewOrleans/Blues風なのですが、SwingしてJumpしています。ビートとフレージングはSwingなのですね。何とーJugバンドでClarenceがJugを吹きながら、唄って、Swingしているのがすごい。何に似てるかなというとJanet KleinのPalor Boysの演奏を土臭くした感じでしょうか。Gulf Coast Bluesなんかも入ってますが、歌がジミーラッシングみたいなカンサス入ってます。NewOrlensとBluesのスタイルを保ちながら、Swingのイディオムを持ったJazzで、SP時代なので録音の音は悪いですが、このまま現代に持って来ても遜色無い音楽です。個人的にはこういう音楽をやりたいなぁ。通してCornetにEd Allen,ClaにCecil Scottが入っています。CecilのClaはいい味出してます。この人も名手ですね。


2006-10-07 楽器

画像の説明

Holton C-Soprano

最近入手。eBayから。とてもレアなSatinGoldです。

出品時、eBay上では"VINTAGE HOLTON SOPRANO SAXOPHONE STRAIGHT SILVER C"としかなくて、eBayの写真は写りが悪くてSilverにもGoldにも見えて、さてどっちか、Silverと言っているのだからSilverなのかなと思っていたのでした。

出品者はiSold ItというeBayの出品代行業者。以前は海外発送してくれたのですが、最近はUSオンリーになってしまったので入札代行頼みましたが。一時に多量の品物を出品するので、質問にも答えてくれないのです。Vintage楽器専門Sellerというわけではないのでそれ程は詳しくなかったのでしょう。ところが!届いてみたらGold。これはラッキーです。

今回何でBuescherではなくてHoltonなのかというと、某ビンテージSAX博士のお話ではOld-HoltonのSopranoはすばらしく音が良くて、特にC-Sopranoの音は逸品だと聞いていたので。HoltonのSoprano自体レアな上にC-Sopranoはもっと珍しいので今回は思い切って入札。

それで、肝心の楽器ですが、シリアル14000番台で製作は1912年くらいか。手持楽器の中では一番古いものになってしまいました。古いカーブドSopranoと同様に、上がD#までしかキーが無いものです。

調整ガタガタでしたが一応音出ました。Bb-Selmer D のマウスピースで試したのですが、いや、すごい澄んだ綺麗な音。これは本当に他の楽器では真似出来ないと思った。考えてみればC-Melodyの音がTenorでもAltoでも無いのだからC-Sopranoも独自の音なのは当然かもしれない。

ちょと問題はマウスピースがC-Soprano用が付いて来なかった事。Bb用でも良いのですが構造上ショートシャンクでないと音程が難しい。マウスピースはまた捜さないといけないです。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

Tony [Woot, I will ceartinly put this to good use!]


2006-10-09 道具

パソコン故障 dvd

立て続けパソコンが三台もおかしくなってしまって、しばらく混乱。

先ずはnapsterをインストールして遊んでいたPC(とても古い貰い物)にメモリ増設して、中身ホコリかぶっているからパーツ外して掃除したりしたら起動しなくなった・・・・しょうがないので別なマシンにOS再インストールから環境移し替えたりしてました。

さらに、その間メインで仕事に使ってるPCに試しにnapsterを入れたら今度はいつのまにかCDが認識しなくなった。「レジストリが壊れている可能性があります。(コード 19)」とか出て全然認識できない。CD壊れたかと思ってドライブ入れ替えてみたりしたけれど動作変わらず。ネットで調べたらどうやらCDROM関連レジストリの一部が本当に壊れる事があるらしい。http://support.microsoft.com/kb/314060/ja

こうなると直接レジストリを操作しないと復帰しないけれど、直接レジストリを操作した場合の責任はとれませんなど、Windowsの欠陥が原因なのに無責任な事言ってます。。。要は複数のアプリケーションがドライブにアクセスする場合にレジストリ等のシステム変数に直接手を入れてアクセスをコントロールする事になっているわけ。普通カーネルとドライバやユーザデーモンが対話をしながらアクセス権を利用するだろうに。この様な手だてしか用意してない元々のシステムがおかしい。復帰はしたけれど仕事で使う機械にnapsterは入れるのやめ。

と、そうこうしているうちに今度はPowerbookのCDROMが読込みできなくなってしまった。CDは途中まで引き込むけれど、うまく中まで引っ張れずに吐き出してしまう。PRAMクリアやPMクリアしたけれど状況は変わらないので、いよいよメカ的に壊れたか。。。。しょうがないので外付けのCD/DVDドライブを捜してきました。Mac用って中々売ってないのですね。現行対応機種がロジテックLDR-MA16FUだけらしい。これまた10.3系ではファインダやiTunesからの書き込みには対応してなく、専用Toast Liteからの書き込みしかできません。使いよくないです。少しだけ良かったのは、toastの書き込み可能なCDROMの容量がファインダーよりも少し多く取れる事ですか。


2006-10-11 道具

スピーカ speaker

自作、ナチュラクダクト風スピーカーユニットの作者のお宅に遊びいかせて貰いました。中々時間取れなくて、ようやく。

本当ーにオーディオマニアな方です。この写真に写っているのはごく一部。一升瓶スピーカーと、同じユニットを使ったタワー型、それと、これがすごかった、QUADのコンデンサスピーカー。これをマランツの1000Wシングルパワーアンプ2つでドライブしています。

コンデンサスピーカーは良いですね。話しには聞いていたけれど実際に真面目に聴いたのははじめてでした。音はクリア、定位も非常に正確でライブ録音の臨場感など圧倒されました。逆にリアルな音なので音楽を聴くと、使っている楽器やエフェクタの音そのものが聴こえて来てしまいます。J-POPなんかを聴くと使われているエフェクタの歪み・ノイズ特性を聴いている感じになちゃいます。

それで一升瓶スピーカを比べてみたのですが「そう悪くない」という評価でした。QUADと比べるとあきらかにユニットの音と音響特性そのものを聴いている様になってしまいますが、定位など意外と良くクリアです。定位/位相の補正は結構重要なポイントなのですね。同じ銘柄のユニットでも特性が異なるので位相の調整をするともっと音像がはっきりしてクリアになるそうです。(って具体的にどうするの?)

それで、スピーカーの原理ですが、作者の方は特にナチュラルダクトを意識したわけではないそうでで、TLS方式のスピーカにするつもりでこの様な形になったそうです。TLSについては この辺が詳しい。

ビンの共振を押さえるのに吸音材ではなく整流格子のつもりでストローを束ねて入れて、この様なタイプになったとの事。このスピーカーを製作したのは3年程前なそうで、ナチュラルダクトよりも前ですね。試作品だったわけですが。音を聴くと上手い方法だっと思います。このスピーカーは一旦お返しして、家ではレコードが聴けなくなってしまった。オーディオは凝り出すとキリないですけど。スピーカーを自作したくなりました。


2006-10-12 音楽

Pres and Teddy presstedy

LesterYoungの非常に著名なアルバム。みんな知らないAmazonでも手に入らない様なものばかり聴かないでもう少し一般的な(?)なのも聴こうと思って購入。これはネットでも各方面でもSwingJurnalでも評判のアルバムなのですが、昔喫茶店などで聴いたはずなのだけど覚えてないのです。

さて、再度気分を変えて聴いてみました。で、感想、、、、あまり良くない。何がというとLesterの音、楽器鳴ってません。CDは日本語盤で解説が油井正一さん。ライナー日付が1981/9。油井さんはLesterは良く聴いているので分かるはずなのですが、、、81年はまだLPレコードの時代です。さすがに提灯記事にはなってないのですが、どうも本当の事が書けなかったんではないかと勘ぐってしまいます。録音は1956年1月13日とLesterYoung最晩年の録音。テディ・ウィルソン、ジーン・ラミー、ジョー・ジョーンズ、という往年のSwingプレイヤの演奏なので全体には演奏は悪くはないですが。曲は7曲で、UptempoはAll Of Me の一曲だけであとはSlowとMidium。元の米版LPには6曲だったそうで、日本語盤では追加一曲の計7曲入っています。

Teddyのピアノは置いておいて、Lesterに着目しますと、大体曲の出だしは良いのですが、進むにつれて、あのSax吹きなら分かるはずの、アンブッシャがコントロール出来なくなったときのノイズが頻繁に出て来ます。フレージングもあのLester節が頻繁に出て来ますが、本当に唄っている時のLesterはあのフレーズは出て来ないのです。Pres and Ladyではあのレスター節は殆ど聴きません。調子悪いのを無理して吹いている様ににしか聴こえませんでした。

CD中で一番良かったのは追加トラックの"Pres Returns"、Bluesでした。だだ他の曲はSwingのスタンダードナンバ等なので、明らかに初回のLPではプロデューサの意図によって外された(知らない曲だから)のではないかと考えられます。LesterとTeddyが演奏しているということで意味がある録音ではありますが、1940年代あたりの録音と比べるたらどうしても「作られた」って感じがしちゃいますよね。


2006-10-14 音楽

Benedicto Lacerda E Pixinguinha pixin

BenedictoとPixinguinhaは供にブラジル音楽の始祖といわれています。いづれもChoroの作曲・演奏家でこの2人の演奏が入っています。録音は1946年から1950年までの12曲が納められており、以前LPで復刻されたもののCD版の様です。

BenedictoはFluteプレイヤで、1903-1958年。PixinguinhaはSaxとClarinetプレイヤで1897-1973年。Jazzの世界で言えばNewrleans時代生まれのベテランプレイヤが戦後間もなくに残した録音と言えるでしょうか。Choroの原型に近いものが聴けるのではないかと思います。残念な事に解説がポルトガル語の様で全然読めません。編成はFluta,SaxにGuiterかCavaquinho,Pandiero、の様です。フロントが2人なわけですが、一人(主にFlauta)がメインのメロディにSax(Tenor)がオブリガートを付ける感じです。処どころにシカケがあってフィルを入れたりするのですが、このオブリガートがどうも即興の様な、でも通して吹きっぱなし。フレーズ構成が完璧なので何だか分からなくなってしまった。様はリズムがChoroでも音楽の作りはCollective Improvisatinなのでしょうかね。。。どうもこの辺りの事になるとネットでも出て来ない様で、日本語で読めるページでは http://www.choro-flauta.com/ あたりが一番詳しい様ですが譜面によって構成された音楽だという書き方しかされてない様です。結構ナゾ。

それで、Pixinguinhaの音ですが1950年という時期のTenorにしては非常に穏やかな音です。音楽の性格にもよるでしょうがBopの様な音は使いません。また使っている楽器ですが、写真分かりづらいのですが、ネック形状とライザの位置からCONNらしく、光の反射の具合からサテンシルバーの様に見えます。

Choroの音楽性とSaxの音色を考えるとMarkVIで吠えたりしたら台無しでしょうね。やはりOldモデルの楽器でないといけないと考えられます。C-Melodyあたりを使っても合う様な気がしますが、そういう録音は無いのでしょうかね。。。自分でやってみたいとも思いますが。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

mohara [はじめまして。私も古いジャズが好きで、いつも興味深く読ませていただいています。 ピシンギーニャ&ベネジート・ラセルダ..]

ためすけ [情報ありがとうございます。日本盤については良く知りませんでした。価格のためどうしても輸入盤ばかり買ってしまいます。確..]


2006-10-15 音楽

Breking Out Of New Orleans neworleans

4枚組CD。1920年代のNew Orleans Jazzを集めたもの。何でこういうのを仕入れたかと、実は手持CDとダブっている事は確かなのですが、redhotjazzのサイトを見ると気付くのですが、1920年代の録音の中にはリーダ名で録音されて、そのリーダが後々まで録音を続けている場合もありますが、中には、Bandの記録だけが残っていてメンバーが不明だったりリーダがいてもその後何も記録が無い様な録音も沢山あります。http://www.redhotjazz.com/bands.html というか、そういうもののが多いのでは?思えるくらいです。この辺りの録音も同様なものですが、おそらくそういった中に当時の音楽のナマの姿があるのではないかと考えて聴いてみました。中にはFreddie Keppardなどダブっているのもあるのですが、初期の録音の中には別には興味深いものがあります。

Disk1にはNew Orleansの"Original Tuxedo Jazz Band"(1925-1927),"Louis Dumane's Jazzola Eight"(1927),"Jones and Colling Astoria Hot Eight"(1929)三種類の楽団の演奏が納められています。録音は1925-1929年New Orleansです。ChicagoやNew Yorkではないという処がミソでしょう。

"Original Tuxedo Jazz Band"はコルネットのOscar Celestin がリーダでCornet,Cla,Tb,Sax,Piano,Banjo,Bass,Drum というにぎやかな編成。時代と場所から考えてChicagoへ移ったMusicianよりもNewOrleansJazzの原型に近いと思われるのですが、さて。

音楽は全般に”にぎやか”または騒々しい、です。全体に構成は決まっている様ですがHot Fiveなどよりー管多いにもかかわらず全楽器はほぼ吹き通し、ほぼImproviseしっぱなしの感があります。大方の感じは1923年録音のKing Oliverに似ていますが、Tboneもスライド奏法でメロディの邪魔をしないように・・・などという配慮はないらしい吹き方してます。本当の集団即興で粗っぽくミストーンを怖れず躊躇無く吹きまくっているという感じ。リズムこそ違うけれど、後のJumpBluesにメンタリティは近いと思います。なるほどChicagoに渡った人たちの方が音楽の完成度は高い、けれどこちらの方がBlackMusicの原型に近いものと感じます。

Breakig Out


2006-10-17 ネット

mixi music staiton miximusic

mixi music使ってみたのだけど、いろいろ変な事が・・・

mixi staitonを稼働させながらiTunesを再生しているとDisk容量が減って行きます。どうも再生トラック情報がmixiに送られる度にテンポラリか何か作成している様に見え、数メガづつ減っていきます。この現象はMacのファイル暗号化 FileVaultをかけてある為に起こるのだと思われます。FileVaultではファイルの読書があって新規作成されたファイルがあった場合ファイルが消されてもある程度抹消ファイルの量が増えるまで確保された領域が解放されないという仕様になっています。

ただ、一時ファイルと思われる作成量が他のアプリケーションに比べてmixi staitonがハンパでない。1時間で30メガくらい使われているらしい。再生されたデータ容量と同じくらい?。

このためかHomeのDiskが消費されていって、中々戻らなくなってしまいます。運が良ければログアウトの時にガベージコレクションしてくれるのに、されないときはいつまでもされないでHDDが減る一方という困った事が起きています。こういう時はしょうがないのでデータをまとめて消去するとそれに応じて整理が実行されますが、大変面倒です。FileVaultの問題なのか、Mixi staitonの問題なのかよく分かりません。実際iTunesのデータを含める必要は無いので、暗号化は一旦解除してiTuensフォルダは移動を検討しましょう。

もう一つ、mixi staitonでupされた音源データはアーティスト情報毎に勝手にmixi music上に新規カテゴリ(グループ)が作られて行きます。この時のアーティスト名はiTunes上に登録された名前から自己申告なので、ちょとした違いが別名にされてしまいますね。Fletcher HendersonとFletcher Henderson & His Orchestra、Fletcher Henderson and His Orchestraでは違うアーティスト扱いになってしまい、スペルミスしてもそのまま載ってしまうという問題があります。その辺、本家Music SNSのlast.fmはというと・・・どうやら同じらしい。

またアーティストのジャケットがAmazon依存なので、レアなアーティストでは随分ボケた事してくれます。1900年初頭の名Sax プレイヤ、"Rudy Wiedorft"のCDを聴いたら何故かWhite Snakeのアルバムが登録された。CDDBで引っ張れる名前なのだからせめてMusicianの名前データベースくらい別に持っておけよと言いたいです。mixiはそれなりによく出来ているとは思うけれど細かいところで仕様のツメが甘い。アメリカのSNSと比べても技術的には1−2ランク落ちくらいのスペックに思えます。株式公開で資金力は増加したのだからそれなりにアップグレードするのか?・・・でもユーザの閉め出しを先行している様では期待薄ですか。株価下がってるし。


2006-10-19 音楽

Clarence Willams Vol.4 clarence

クアドロマニアClarence WillamsのVol.4 です。iTune、CDDBによる検索だと、ClassicsシリーズのタイトルClarence Willams 1934-1937 と同じ様です。何なんでしょうねクアドロマニアってシリーズは、何か海賊版みたい。でもそんな事ないか・・・(^^;)

その様なわけで、1934年から1937年の録音が20トラック納められています。1934年11月の録音が4トラックあり、AltoにLouis Jordanが入っている様です。Altoソロが入っていますが、古い時代のJohny Hodgesみたいな音です。この録音はAlto2,Cla/Tenor1 のReedが3管入ってSweetっぽいSwingな演奏です。Altoのもう一人は不明だそうです。Claのフラッタ奏法とCnet,Ed Allenのワウワウ奏法がEllingtonのジャングルサウンドに似た音使いをしていますね。Disc3までにはそういう演奏が無いのでどうも狙ったっぽい。

1935年録音は10トラック、1936年なし、1937年6トラック入っています。1935年はまたWashBoardを使った録音が多くなり、1Cnt,1Tb,1Reedの編成に戻ってTubaにCyrus St. Clairが再度入って来たり、1934年より逆にSwing色が薄くなってNew Orleans風の音楽になってきます。ClaのCeil ScottがTenorも吹いていますが結構いい音しています。ちょとLester風か?

一年おいて1937年は編成が変わり、TBoneの替わりにTenorが入って、ClaがBuster Baileyに替わります。Claの感じはCeilよりBusterの方が鮮やか、ですね。TenorのPrince RobinsonはColeman風の音。Wash Boardも入っており、1935年と同じくNewOrleas色が強い演奏となっています。当時の状況からいってかなりOld Timeな事やっているのが面白いと思います。


2006-10-20 音楽

Lester Young Trio lester

用事で都内へ出たので、ついでにブラブラと渋谷HMVを歩いて見つけました。

1946年Los Angelsでの録音でLester Young,Nat King Cole,Buddy Richのトリオ。Lester Young StoryのDisc 3に4トラックに入っていた録音のコンプリート。この一連の録音は以前LPで出ていた様です。そのCD復刻盤らしい。そしてこのCDにはオマケで1943-1944年のNat King ColeとDextor Gordonの入ったQuintetの録音が4トラックはいっています。聴き直してみるとNat King Coleのピアノが、まあ時代の流れでしょう、随分Modernな事やってます。その辺Lesterは我が道を行くの姿勢です。

この頃のDextorは本当に音、フレーズ/奏法、Lester似ですね。だた若手だからでしょう、Lesterよりも前の録音に関わらず処どころModernぽい事をやっている感じがします。ジャケットに若い頃のDextorの写真が入ってましたが、楽器が写っています。Lesterと同じくCONNの様でした。

このCD、Lester Young Storyに比べると復刻の再録があんまり上手くないです。元のレコードのスクラッチノイズも多い様で、イコライジングもされてない様。まあこの辺りは評価分かれるところで、音は再生時に調整できるので元のアナログ音をヘタにいじるなという意見もありますが。

検索リンク→Lester Young Trio調べてみたら日本語盤もあるのでした→レスタートリオ

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

黒ちゃん [うん、このアルバム、持ってますよ、やはりアナログの方が 音が良いです、、CDを買ってしまいましい、聞き比べたんです..]


2006-10-22 音楽

Red Nichols on Edison 1924-1927 nichols

映画にもなっていて知名度が高い割にはあまりJazz屋に人気が無いRed Nicholsです。redhotjazzのサイトやネットの情報見ても結構な数の録音を残しているし、Swing前から初期のSwingのバンドリーダでもあってBenny Goodman、Glen Millerを率いていたなど、無視出来る存在じゃない、と思われました。

再度聴いてみようと捜して、古い時代から先ず一枚。EDISONレコード社に残した録音が納められたシリーズです。

Red Nichols 、1905年生まれ、17才からバンド活動を始めて1922年にIndiana州Richimondで初レコーディング。早熟という感じ。以降Nicholsは"California Ramblers"の様なオーケストラやボードビルの楽団、自分の楽団Five Pennies等、幅広く活動しています。契約レコード会社もバンド名や所属で複数と契約を結んでいたそうな。

このCDを買って偶然知った事。1926年10月、11月に"Red & Miff's Stompers"というバンド名で録音がされた演奏が4曲、11テイクがあるのですが、後にこの日の録音はNichols本人が「自分の演奏じゃない」と偽作とされたのだそうです。ライナーには録音日にNicholsに振り出されてキャンセルされた小切手の写真があったりします。実際に前後の録音と聴き比べるとこのTakeについては音色もフレーズ/奏法がこのTakeだけ異なっていると思われました。でも決して下手なわけではなく、もっしかしたら音色はNicholsより柔らかくて綺麗だったりしますね。(^^;)この時代の録音で偽作の疑いのあるケースは聞いた事が無かったので、それだけNichols自身人気も高かったのかと思われます。

全体に音楽はまだSwing以前のSweet風オーケストラ、またはNewOrleansスタイルの音楽です。そんな特徴的でもない、Bluesではないスッキリした聴きやすいEary Jazzといった感じか。処どころにJimmy Dorseyの感じの良いAltoの音が聴けます。。こうして見るとJimmy Doseyの活動も幅広かったのですね。Red Nicholsについてはまた少し調べて行きます。


2006-10-23 音楽

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Loituma - Thigs Of Beauty

Jazzではないけれど、とっっても気になるので買ってしまった。YouTubeでブレイクしたFlashアニメ、ネギを回す少女の原曲leven polka を唄っているグループ。詳しくはあちこちのサイトに情報があるので、そちらを見てもらうとして、一言でフィンランドのFolkグループ。Flashアニメではアカペラのポルカだったのですが、CDにはインストも沢山入っていて、本当はフィンランドの民族楽器カンテレのグループと言うのが正しいか。他にもフィドルやレコーダ等も演奏しています。このCDはそのLoitumaのファーストアルバム。

音楽的には森の音楽、ですね。ムーミンの世界。清楚という言葉が一番似合っているか。leven polkaだけでなく歌のハーモニーは完璧。知らなかったのだけどフィンランドのトラディショナルな音楽は日本でも人気だったのですね。そのフィンランドの代表的な楽器がカンテレで、カンテレで検索すると情報が沢山出て来ます。音楽は何処と無く東洋的で中世期の、体系化されるクラシック音楽以前に共通の感覚があります。

この"Thigs Of Beauty"のリリースは1998年で結構前。今回入手の盤は2006年、って今年リリースのRe-Issue盤ですが、なんとEnhanced CDでして、YouTubeにもupされているleven polkaのライブ映像と2枚目CDのプロモートmp3などが入っていました。movieについてはiPod用も追加されている凝り様です。このオープン精神は立派だと思います。

loitumaex

2006-10-27 音楽

Johnny Dodds & Jimmy Blythe 1926-1928 blythdodds

Johnny Dodds と Jimmy Blytheの2人による録音1926-1928年です。CDタイトルはDoddsの名前になっていますが内容から正しくはJimmy Blytheのピアノの入っているWashboard Bandを集めたものです。レコーディング時のタイトルはいくつもあって、何とかWashboard Wizard、などのネーミングが多くなっています。中にはDoddsの入ってない録音もあります。編成は大体3人、Cla,Piano,Washboardが中心となってトラックよって管が1−2本追加、たまにVocalが入り、殆どDrum Less,Bass Lessです。すべてChicago録音でBlind Blakeの録音時期と重なっています。たまにFreddie KeppardやLouis Armstrongが入ったりします。

この様なwashboard中心でのJazzという扱いは珍しいのではないかと思います。普通Washboardが入っただけでJug BandやBluesにカテゴライズされてしまいますので。サウンド的にはJug/Blues、PianoはStride/Ragtime風、2管以上ですとCollective Improvisationの流儀による演奏が多くなり、プレイヤもNew Orleans出身ですから音楽としてはNewOrleasJazzです。

CDのライナーにも記載されていますが、当時のChicagoにはドラムセットの入らない様な小さなbar(潜りでしょうが)が沢山あったとあります。この様な構成のJazzは同時代のLouis ArmstrongのHot Five/Seven等と比べると地味でJazzらしくないという感じはありますが、当時の音楽のスタイルとして結構一般的であったのではないかと思うわけです。聴いていて、Louis がHot Five/Sevenで当時としてコンテンポラリな事を始めた時期にDoddsの様な人が古いBluesに近いスタイルを続けていたという点は興味深いです。以降のJazzとBluesが分かれて行く一つのポイントになっているのではないかと思うわけです。実際この後DoddsとLouisはバラバラな活動に入る様です。これも追々調べて行きますが。

検索リンク→Johnny Dodds & Jimmy Blythe


2006-10-28 音楽

Breaking Out Of New Orleans Vol.2 breakout

シリーズ2枚目。1923年から1927年の録音で収録されているのは"Sam Morgan's Jazz Band"(1927),"Piron's New Orleans Orchestra"(1923-25),"Red Onion Jazz Babies"(1924)の3つです、詳しくはredhotjazzにありますのでそちら見てもらうとして、比較して聴いてみると非常に面白いです。

"Sam Morgan's Jazz Band"は1927年という20年代後期ですがNewOrleansで活動しています。編成は2Tpet,1Tbone,2Reed,StringBassを含む4リズム。これもやや大きな編成ですが音楽的にはVol.1のOriginal Tuxedo Jazz Band,Tuxedo Orch.と同じ様な感じ。こちらの方がツッコミが控えめか。土着のNew Orleans Jazzという感じがします。収録されている曲の"Sing On"などはゴスペルそのものですね。Swing Low Sweet Chariot に似ている。

"Piron's New Orleans Orchestra"は1923年と比較的早い時期ですがNew Yorkで移ってそちらで活動でいいた楽団です。音楽的にはアレンジ/構成重視のImprovisationを控えた、Jazzというよりボードビルの音楽に聴こえてしまいます。New Orleans Jazzのスタイルの演奏は一部です。活動がNew YorkのBallroomだったそうなので、ダンスミュージックだったと思われます。リーダのArmand PironはClarence Williamsや"Original Tuxedo Jazz Orchestra"にも在籍していた人だそうですが、CDタイトル通りに早々とBreking Out してNew Yorkへ渡ったという事らしい。録音の最後2トラックはNew Orleansの録音に戻り、この後楽団はNew Orleansのクラブや客船の楽団として活動して録音は残っていない様です。

"Red Onion Jazz Babies" はNew Yorkへ修行にやって来たLouis Armstrongが編成したバンドでPianoにLil,ClaにBuster Baileyなど参加したゴリゴリ?のNew Orleans Jazzです。Cornet,Tbone,Cla,Piano,Banjoの5人+1or2の編成で、Hot Fiveの前身とも言えるバンドでしょうか。4トラック収録されています。一曲、Sidney Beche、Alberta Hunterのはいったテイク"Cake Walking Babies "がありますがこれは前に聴いたDocmentレコードのAlberta Hunterに入っているものと同じ。

全般聴いての感想。やはりNew Orleans土着のJazzはユルい。Collective Improvisationのツッコミが多く全体の響きがやや乱雑。この辺はまた別な録音も聴きながら比較して行きます。

個人的にお勧め→Breakig Out


2006-10-29 音楽

Andy Kirk and his Twelve Coulds Of Joy andykirk

以前紹介した Kansas City Legends の中で気持ち良いSwingを聴かせてくれたAndy Kirkの楽団です。1920年代から1950年年代まで活動していたので興味のある処なのですが、中々古い時代のが手に入りませんでした。これは1929年から1930年の録音。ジャケットの写真は"Eleven Clouds Of Joy"になってまして右に移っているのがPianoのMerry Lou Williamsで、後からElevenに参加してTwelveになりました。

録音の時期が面白いです。1929年の11月が9トラック、Kansas City、1930年4..12月で15トラック、こちらChicago。1930年の録音はフルメンバ以外に小コンボやPianoのソロなども含まれますが、不況の真っただ中にしては結構録音多かったのではないかと思います。

Kansas City Legendsの中では1937-8年とSwing全盛時代の録音でややWildな黒っぽいSwingでしたが、こちらはもっとNativeなKansas Jazzの様です。編成が12人と大きくなっていますが、ホーンアレンジなどはアバウトで、本当に12人必要か?というサウンドです。その代わりにソロ回しが多いです。頭数揃えてますがみんなでソロ・メロディ回して、その他はバッキングばかりという人数の割に音楽的にはあまり工夫の無いスタイルでした。

Ross Russellの書籍や油井正一さんの話その他でKansasではソロイストの腕試しが盛んで、などの記述があるのですが、Motenや古いBesie聴いてもそんなカケらも聴けないので本当かいなと思っていたのですが、このAndy Kirkの演奏を聴くとあながちウソでもないらしい。ただし、ソロが多いのはアレンジやリハにかけるコストを削るための方便ではないかなという疑問もありまする。

ただ、一つ言える事。バンド全体でもPianoの役割は大きいのですが、同時にMerry Lou のピアノはこの時代にしてはコンテンポラリです。コード進行やリズムのパターン等かなりの工夫を聴く事が出来ます。景気の良い1920年代後半の音源資料が少ないのと逸話の多くが1930年代に入ってからの話が多いので、丸ごと信じるわけにもいかないのですが、KansasのMusicianたちが個人技を追求していたという根拠にはある程度なるかもしれません。


2006-10-31 音楽

Hot Five and Hot Seven Vol.4 louis

Hot Five/Seven Box盤の4枚め。録音年代は1941年、1946年、それと20年代のオルタネートテイク、となっています。1941年はLouis Armstrong and His Hot Sevenとなっていますが、メンバは20年代と全く異なっています。1941年録音は世相もあるでしょうか。SwingといえばSwingですが、殆どSweetナンバの様でLouisはあまり吹いていませんで歌が多いです。Hot Sevenといいながら20年代のNew Orleans色がありません。これをLouis Armstrongのディキシーランドジャズだと捉えてしまうと相当な勘違いでしょうねえ。確かにLouisの持ち味は生かされていますが。。。

1946年の録音は4トラックHot Sevenの名前で、別な録音でTBoneにKid Oryが入っていたりして"Louis Armstrong and His Dixieland Seven"の名前で3トラック入っています。1946年の方が全体にBluesしてて良いです。ただ" Dixieland Seven"のネーミングがどうもコマーシャルに作為的な気がしてしまいますね。"Do You Know What It Means To Miss New Orleans?"なんて曲やっているのですから、"New Orleans Seven"とかにすればいいのに、と思ってしまいます。

このCDで抜けている1930年代のLouisは何をしていたかというと、結構BigBand時代が長いので、これについてはまた別な機会によく聴いて行きたいと思います。


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