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OldなJazzのルーズな日々


2006-01-31 音楽

ゼロ・ビートの再発見 zero

復刻版入手しました。音楽やる人、特に鍵盤やる人は読まなきゃならんです。とりあえず読んで理解してからどうするか考えましょう。知らないで音楽やっているのはエセ、と言って言えなくもない。

純粋な平均律の楽器というのは19世紀の終わりくらいから徐々に普及して行ったもので、それまでは様々な音律による鍵盤楽器があって、音楽はその音律/調律による響きを前提に作られていたものです。

バッハの時代から今の平均律が使われる様になったというのは大大大間違いで、バッハの時代あたりからヴェルクマイスターという調律法が使われる様になり、それが平均律と勘違いされて、その間違いがいまだに続いていると書かれています。勘違いは物理学者のヘルムホルツ(音楽屋の間でも超有名。知っている人多いでしょう)の著作での間違った記述がそのまま信じられ続けているというのが事実です。

ヴエルクマイスターはその後いくつかのバリエーションを経て、まあ今の純粋平均律に近づくわけですが完全に平均律のピアノが生産され始めたのは1842年からだそうでフランスから生産が始まり世界的に普及するのは20世紀に入ってからだそうです。純粋平均律はフランス→ドイツ→イギリス→アメリカの順に次第に広まっていった様です。

だとしますとコードネームが発明された頃でもまだヴェルクマイスター系の調律は使われていたと考えられるわけです。例えば同じmajorでもC-majorとE-majorとでは当時は響きが違っていて、その響きの違いで音楽が作られていたと考えられる事です。おそらくテンションコード等もかなり響きが違っていたのではないか、と考えられます。参考URL こちら。  かのバークリーメソッドも純粋平均律がバッハの時代から使われている事を前提に体系作られているそうですから、実はバークリーメソッドは根本から間違っていると言えなくもないです。

クドクドと調律の話しをしていますが、ためすけは10年以上前に雑誌の連載でYamaha-FM音源チップを使った音源ボードを自作してピッチをコントロールして色々な調律法を試した事があります。実際に実験してきれいな和音もピタゴラスのスケール/和音も響きを確かめ記事にもしました。音を聴くと本当に!響きが違う。世界が違うのです。こればかりはシンセサイザ等で実際に音を耳にしないと分からない世界ですが、だからこそクドクドこだわっているわけです。→ご案内

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