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OldなJazzのルーズな日々


2006-06-21 音楽

Benny Cater Box Vol.4 carter

Benny Carter BOX The Music Masterの再終巻。1946年から1952年、収録は15曲Vol3.までが25トラックも入っていたのに実に10曲減ですが、これはLP時代になって一曲の録音時間が長くなったから。

このシリーズ、8年分の軌跡かというと実はそうでなく、vol3.に続いて1946年4月が4トラック1946年8月が4トラック、跳んで1952年6月が3曲、1952年8月が4曲となります。8年のブランクがあるわけですが、その間Carterは何をしていたかというとライナーによればFilm Score (映画やTV番組の音楽?)と夜はClubの仕事をやりながらひっそり暮らしていたという事らしいです。再び表に現れたのが1952年のノーマングランツの企画による録音で、それがこの1952年6月の録音にあたります。

1946年録音は、Swingスタイルを保ったコンボです。ただフレージングには明らかな"Parkerフレーズ"が聴かれまして当時の音楽状況が分かる気がします。。。ただ選曲に"Lady Be Good"等あり、中々複雑な心境かと思われます。

再登場の1952年6月録音はこりゃもうModernです。JATPの一環。Parker,Hodges,Ben Webster,Oscar Peterson,Barney Kassel 、等々。"Jam Blues","What Is This Thing Called Love?","Funky Blues"、15分に及ぶ演奏はそれぞれの持ち味を活かしてはいますが、CarterはこのあたりからSwing PlayerからModern Playerに変わって行ったものと思われます。Vol.4のジャケット写真は"映画キリマンジャロの雪"に出演した時の1シーンだそうです。映画に出ているとは知らなかったです。今度観てみよう。楽器が写っていますが、ベルの位置とネックの形状からSelmer SBAあたりではないかと思われます。確かに1952年録音の音色が違って来ているので楽器もCONNから変えたのでしょう。時代の要請からかとも考えられます。ライナーではBenny Carterを"last surviving swing saxphpone giant"と締めくくっていますが、1928年から通して聴いて感じるのはmodern要素を取り入れたから生き残れたSwingプレイヤではないのかな。

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