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OldなJazzのルーズな日々


2006-10-11 道具

スピーカ speaker

自作、ナチュラクダクト風スピーカーユニットの作者のお宅に遊びいかせて貰いました。中々時間取れなくて、ようやく。

本当ーにオーディオマニアな方です。この写真に写っているのはごく一部。一升瓶スピーカーと、同じユニットを使ったタワー型、それと、これがすごかった、QUADのコンデンサスピーカー。これをマランツの1000Wシングルパワーアンプ2つでドライブしています。

コンデンサスピーカーは良いですね。話しには聞いていたけれど実際に真面目に聴いたのははじめてでした。音はクリア、定位も非常に正確でライブ録音の臨場感など圧倒されました。逆にリアルな音なので音楽を聴くと、使っている楽器やエフェクタの音そのものが聴こえて来てしまいます。J-POPなんかを聴くと使われているエフェクタの歪み・ノイズ特性を聴いている感じになちゃいます。

それで一升瓶スピーカを比べてみたのですが「そう悪くない」という評価でした。QUADと比べるとあきらかにユニットの音と音響特性そのものを聴いている様になってしまいますが、定位など意外と良くクリアです。定位/位相の補正は結構重要なポイントなのですね。同じ銘柄のユニットでも特性が異なるので位相の調整をするともっと音像がはっきりしてクリアになるそうです。(って具体的にどうするの?)

それで、スピーカーの原理ですが、作者の方は特にナチュラルダクトを意識したわけではないそうでで、TLS方式のスピーカにするつもりでこの様な形になったそうです。TLSについては この辺が詳しい。

ビンの共振を押さえるのに吸音材ではなく整流格子のつもりでストローを束ねて入れて、この様なタイプになったとの事。このスピーカーを製作したのは3年程前なそうで、ナチュラルダクトよりも前ですね。試作品だったわけですが。音を聴くと上手い方法だっと思います。このスピーカーは一旦お返しして、家ではレコードが聴けなくなってしまった。オーディオは凝り出すとキリないですけど。スピーカーを自作したくなりました。

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