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OldなJazzのルーズな日々


2007-04-16 音楽

LIL HARDIN ARMSTRONG Chicago Live 1961 lil

Lil Hardin Armstrongとその仲間たちのChicago、1961年のライブ。

Lilは1898年メンフィス生まれでLouisより少し年上。元々クラシックを習っていたのが、Chicagoに出て来てSheet Music Storeのピアノ弾きをやっていたそうです。1900年代の始めですからメディアの無い時代、音楽を聴くには誰かが演奏しなければならないわけで、演奏の為には譜面が要ります。楽譜の出版業は当時としては非常に重要なビジネスであったわけ。それでその楽譜を販売するSheet Mucis Storeも当然盛況あったでしょう。考えられる事は店頭で売られている譜面の曲がどんな曲か知るにはメディが発達していないので「ほれ、あの曲」とは説明出来ないわけで、譜面みてソルフェージュするか実際弾いて見るしか無いというわけです。この為に店頭で譜面を弾いて聴かせる仕事はこれまた重要な役割だったと考えられるわけです。その様な中でLilはピアノの腕前も相当だったのでしょう、King Oliverの楽団に参加するわけです。

その後Hot Fiveなど経てメジャーなプレイヤになるわけですが、またその後の行動がDoddsと似ています。LouisがNew Orleansスタイルを捨てた様な活動を始めますがそちらへは付いていかずBluesや古いスタイルの音楽を続けて行っています。R&BやSoulなんかもやっていたのでは無かったかな。

そんなわけでLilの古い仲間のライブです。メンバーはBill Martin,Roi Nabors,Eddie Smith(tp) Preston Jackson,Al Wynn(tb) Darnell Haward,Franz Jackson(cl) Pops Foster(b) Booker Washington(dr)といった名前がクレジットされています。あまり著名ではないですが、大体1910年代の始め生まれでChicagoへ流れて来たMusicianでSwing時代活動していた人たちです。大体が50才前後。Lilは63才。どうも一番年上の様で「姉御」だったりします。

音楽はNew Orlenasスタイル、ですが、非常にユルい演奏です。ただTuttiではCollectiveしてるのにSoloになると全然他の楽器が突っ込まないでお行儀よくSoloを聴いてます。バッキングはPiano,Bass,Drums。フレージングはNewOrleans系からSwingぽいのは時代の流れかとは思いますが、一度に2つ以上の楽器が同時に鳴らないのはちょと変。まるでModernだ。。。1960年代となるとこういうスタイルが主流になってしまったのか。残念ながらこの辺りの音楽をNewOrleansのオリジナルと考えるとおかしな話になりますね。この時代にあった形のNewOrleansスタイルと考えるべきでしょう。

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Auth (2012-03-27 03:23)

Thank God! Someone with brains skepas!

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